クレジットカードを持っていると必ず付きまとうのが、不正利用のリスクです。
不正利用の原因は様々ですが、時にはカード現金化が原因になることもあります。
不正利用のリスクを減らしつつカード現金化をするにはどうしたらいいのか、あるいは不正利用に気付くにはどうしたらいいのかなどを考えてみました。
クレジットカードの不正利用とは
クレジットカードは、カード名義の人しか使ってはいけません。
カード名義とは、クレジットカードの表にローマ字で書いてある名前の人です。
しかし第三者に不正使用される事があります。
不正利用するのは家族、知人、そして全く関係のない赤の他人です。
身近な人がこっそりクレジットカードを抜きだし、勝手に利用してしまうこともよくあります。
以前はどのお店でもカード決済時にはサインを求められることが多かったのですが、最近はサインレスでも利用できるところが増えています。
スーパーのレジも、2万円以下と少額利用の場合はサインレスで決済できることも増えています。
つまり、カードが盗まれてしまったらいとも簡単に第三者に利用されてしまうのです。
また、ネットショッピングでも気付かないうちに勝手に利用されてしまう事があるのです。
ネットショッピングではサインする事はありませんが、クレジットカードの様々な情報を入力しないと決済ができません。
逆にカードが手元になくても、大事な情報が揃っていれば不正利用されてしまうのです。
カード表に記載されているカード番号、名前、そして暗証番号やシークレットコードなどが揃うとネット決済が可能です。
クレジットカード自体を盗まれるより、情報を盗まれて不正利用されてしまった方がやっかいです。
手元にクレジットカードがあるので、まさか不正利用されているとは思わず気づくのが遅れてしまうからです。
クレジットカードはどこで盗まれるのか
危機管理の第一歩は、犯罪手口を知る事です。
クレジットカード自体が盗まれてしまうシーンは様々ですね。
満員電車で財布ごとすられたり、落としたりするケースがあります。
飲み屋でうっかり落としてしまった、街中で落とした、すられた…いくらでも考えられます。
自宅でも、年頃の娘や息子に勝手に財布から抜き取られ、ゲーム課金に使われてしまったなんてケースもあります。
男性はズボンの尻ポケットに財布を入れない事が大事です。
女性はファスナーでしっかりと口を閉められるようなバッグに収納して持ち歩きしましょう。
バッグの口から財布が飛び出していると、落としたりすられたりしまうリスクがあります。
クレジットカードは決して人に渡してはいけないものですが、カード現金化業者は無知な利用者を騙しカード自体を買い取るなどと言ってくることもあります。
現金化はカード買取でもないですし、担保にして貸し付けを行うものでもありません。
決してカード現金化業者にクレジットカードを渡したりしないようにしましょう。
カード情報が盗まれる手口
ではカード情報が盗まれてしまう手口を考えてみましょう。
簡単にまとめると、以下の手口が考えられます。
・ネットで入力した情報を抜き取られる
・カード本体から情報を抜き取られる
・利用者がカード情報をうっかり漏らしてしまう
ネットで情報を抜き取られる手口は、キーロガーが有名です。
キーロガーと呼ばれるスパイウェアが仕込まれたパソコンでクレジットカードの情報を打ち込むと、その情報が全て盗まれてしまうのです。
また、スキミングという方法もあります。
手のひらサイズのスキマーと呼ばれる読み取り機をクレジットカードにかざし、磁気データを読み取るのです。
読み取ったデータを元にクレジットカードを複製する事もできます。
カード複製もクレジットカード自体は持ち主の元にある為、被害に気付くのが遅くなります。
スキミングされる場所も色々と考えられます。
スポーツジムやマッサージ店、ロッカールームなどでスキミングされることもあります。
現金化の店舗でスキミングされてしまう事もあり得るでしょう。
また、カード所有者本人がうっかり情報を漏らしてしまう事もあります。
現金化業者だと無知な利用者に対しクレジットカードの表裏のコピーを提出するようにいい、その情報であっさりと不正利用してしまいます。
不正利用が目的の偽物カード現金化業者
偽物の現金化業者の存在も知られており、多くの被害者がいます。
現金化の手数料を高く搾取するのが目的ではなく、カード情報を盗むのが目的な業者も多いのです。
サイトに入力した情報が筒抜けになっていたりすることもあります。
あるいは利用者を言葉巧みに騙し、カード自体を郵送させる、あるいは身分証のコピーと一緒にカードのコピーも送るように言ってくる事もあります。
カード現金化に申し込み予定通りお金が振り込まれると安心ですね。
でも実はこっそり情報を盗まれていることもあるので怖いのです。
また、現金化に申し込んでみたもののまったく連絡がなく音沙汰なし、情報だけ盗まれる場合もあります。
手数料をごまかすだけだと一時的ですが、情報を盗めばカード所有者が気付かない限りずっと不正利用ができてしまうのです。
不正利用が発覚したらどうする?
クレジットカードの不正利用が発覚したら、速やかにカード会社に連絡しましょう。
不正と認められれば、請求を取り消してくれるかもしれません。
クレジットカードの盗難がはっきりしているなら、警察へも届出を出す必要があります。
カードの利用はカード会社にストップしてもらい、これ以上被害が広がるのを防ぎます。
では不正利用されてしまった分はどうなるのでしょうか。
残念ながら、支払い義務が発生してしまう恐れもあります。
カードの管理状況が著しく悪く、家族が勝手に利用してしまった場合は補償されません。
現金化業者にコピーを渡してしまった場合も請求が取消になる可能性は低く、それどころか現金化がばれて強制大会されてしまうかもしれません。
こまめに利用状況はチェック
クレジットカードの管理状況に問題が無くても、不正利用されたことに気付くのが遅いと請求が止められずすべて自分で支払う羽目になってしまいます。
常日頃から、カードの利用明細はこまめにチェックする癖をつけましょう。
ネットの会員サービスだと、請求明細書が届く前にチェックができます。
利用明細をチェックする習慣のない人は、自動引き落としされた後も不正利用に気付くことはなく、数か月も知らない人の為に利用料金を支払い続けているケースもあります。
少額の不正利用はとても気付きにくいのですが、積もり積もれば多額になります。
時間がある時にこまめに明細をチェックし、見覚えのない利用がないか確認しましょう。
もしおかしいと思ったら、すぐにカード会社に連絡し、必要に応じてカードの再発行をして下さい。
ただし記憶にないと思っても、実は自分が使った明細だったなんて事もあります。
明細をチェックするだけではなく、自分がいつどこでいくら使ったのか毎日メモしておくことも大事ですよ。
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