C制乗車券とは、JRが発行する乗車券の1種。クレジットカード決済で購入した乗車券を指します。
C制乗車券の特徴は、券面の左上あたりに「C制」という文字が印字されているところ。
C制のCは「クレジットカード」のCになります。
印字のされ方は、C制をはじめとして東C・海C・西C・クレジットなどのパターンがあります。
とにかく、「C」か「クレジット」の文言が出ているところが特徴です。
JRのC制乗車券を使ったカード現金化の方法は、「効率的かつ換金率も悪くない」と言われる方法の1つです。
ただし、その反面デメリットもあって、現金化する際の注意点も多いです。
今回は、こうしたデメリットや注意点も踏まえた上で、C制乗車券を使った現金化の方法について解説したいと思います。
みどりの窓口の払い戻しでは現金化できないC制乗車券!現金化の方法は?
JRのみどりの窓口などでクレジットカードで決済した乗車券を払い戻しをする場合、原則的にその乗車券を買ったみどりの窓口での払い戻しとなります。
払い戻しの手続きは、クレジットカードで購入しても、現金で購入しても同じです。
みどりの窓口に申し出て、指示に従う。これでOKです。
ただ、クレジットカード払いと現金払いでは、払い戻し手続き後のお金の流れが違っています。
現金化のために知っておきたいC制乗車券の払い戻しの流れ
現金でJR乗車券を購入すると、基本的に現金として手元に戻ってきます。手続きをして、すぐに現金を受け取る流れです。
対して、クレジットカード決済の場合、すぐに現金を受け取ることはできません。
C制乗車券の払い戻しは、クレジットカード口座への払い戻しというかたちで行われます。
要するに、クレジットカードで買ったのだから、クレジットカード会社を通して払い戻しされるということです。
JRの乗車券は、みどりの窓口で払い戻しが基本です。
だからこそ、C制乗車券もみどりの窓口で払い戻し手続きをすれば、カンタンに現金を入手できるのではないかと考えるかもしれません。
しかし、C制乗車券の場合はみどりの窓口での払い戻しで現金化はできないという結論です。
では、どうやって現金化するのでしょう。
ここからは、C制乗車券の現金化の方法について詳しく説明していきます。
C制乗車券を現金化する方法とは?
C制乗車券の現金化方法を一言で説明してしまうと「売却」です。
金券ショップでは、C制乗車券の買い取りを行っています。
「JRの乗車券って売れるの?」と疑問に思う人は、町を歩いている時に金券ショップをチラ見してみてください。
C制乗車券は主力商品の1つなので、販売価格などが貼ってあることが多いと気づくはずです。
現金化の流れとしては、次の3ステップをおさえておけば大丈夫。
1.金券ショップへの申し込み
2.必要事項の記入や本人確認など
3.換金完了で現金の受け取り
C制乗車券の現金化方法は、このようにとてもカンタンです。
基本的な流れの中でおさえたいのは、本人確認のための身分証明書を忘れないことや、C制乗車券そのものをちゃんと持って行くことくらいでしょうか。
どんなC制乗車券でも買い取りしてもらえるの?
どんな乗車券なら買い取ってもらえるのかは、買い取ってもらうお店がある地域によります。
金券ショップ側は、買い取った乗車券を再販しないといけないので、その地域で売れることが見込まれるような乗車券でなくては買い取ってもらえません。
また、最近では、キャッシュレス対応が進んでいて、区間や地域によって紙ではなく電子乗車券の発行になる場合もあります。
そうなるとそもそも仕組み的に買取による現金化はできません。
乗車券と一言にいっても、回数券や特急券、普通乗車券など様々な種類があります。
例えば、現金化に良く使われる乗車券として良く知られているのは、東海道新幹線回数券(6枚綴り) 東京ー静岡 32,940円などがあります。
C制でクレジットカードで買うことも可能です。
東京や東海地区の新幹線発着駅の近くの金券ショップだとこの手の乗車券に需要があるので、それなりの換金率で買い取ってもらうことができます。
ただし、この乗車券も、全然関係ない地域に持っていけば買い取ってもらえくなってしまいます。
重要なのは、その地域ごとに需要のある乗車券を購入することです。
一番確実なのは、乗車券を購入する前に、最寄りの金券ショップへ足を運んで、買取対象になっている乗車券を調べてから購入することです。
面倒ではありますが、このリサーチを怠ると、最悪、購入した乗車券が現金化できず大損を被る可能性もあるのでご注意ください。
C制乗車券の換金率はどれくらいなの?
C制乗車券の換金率は買い取ってもらう金券ショップによっても変わります。
そのお店で取り扱いがあって、指定された券種であれば、90%以上の換金率で現金化させることも可能です。
ただし、どの乗車券でも高い換金率で買い取ってもらうことができるわけではなく、あくまでその時期、その地域での需要によって変わることは理解しておく必要があります。
また、最近では、乗車券の転売を防止する目的で、紙の乗車券発行を中止する鉄道会社も増えてきているので、場所によっては、換金率が下がるどころか、そもそも、どこのお店へ行ってもC制乗車券の買取をしていないということもあります。
C制乗車券を現金化の注意点
C制乗車券の現金化は、古くからあるカード現金化の手法として知られています。
クレジットカード会社側も有名な現金化方法として理解しており、不正利用として監視対象になっていることには注意が必要です。
一度に大量のC制乗車券を購入したり、頻繁に購入したりすると、クレジットカード利用停止などの措置を取られる可能性があります。
また、C制乗車券を金券ショップに売る時は、買い取り条件にも注意が必要です。
C制乗車券の利用期限などに条件を設けていることがあります。
買ってから時間の経ったC制乗車券や期限が短い乗車券は、買い取りを断られる可能性があるため注意しましょう。
買ったらすぐに現金化が基本です。
また、昨今の乗車券のキャッシュレス対応に伴い、そもそも売却できるような紙の乗車券の種類が少なくなってきているので、お住まいの地域によってはクレジットカード現金化に使うのが難しい場合もあるのでご注意ください。
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