原則、クレジットカード現金化の換金率が100%を超えることはありません。
もし、換金率100%を謳う現金化業者とかいたら、それには裏があると思っておいた方がいいでしょう。
自分でやる方法にしても、業者を使う方法にしても、第三者が介在する以上100%の換金率をすることは難しいです。
100%ではないにしても高換金率で知られる方法としては、信販系ギフト券などの金券を買い取ってもらう方法がありますが、それでも、せいぜい換金率97%が限界です。
100%じゃないにしろ、それに近い高換金率で現金化が見込める方法をいくつかご紹介しておきます。
信販系商品券を金券ショップで現金化
JCBギフトカードやVJAギフトカードなどの信販系商品券は、金券ショップでの買い取り価格が高いことで知られています。
やり方は、JCBギフトカードをネットから注文して、受け取った商品券を金券ショップへ持ち込んで買い取ってもらいます。
買取相場は95%〜97%と、他の金券と比較してもかなり高く、日本全国どこの金券ショップでも安定して高い換金率で買い取ってもらうことができます。
この方法で使えるクレジットカードは、JCBカード(プロパー)と、三井住友カードのみです。
それぞれ、JCBカードならJCBギフトカード、三井住友カードならVJAギフトカードを買うことができます。
なお、購入するにはインターネット申込みで、送料として550円かかるのと、発送に2営業日ほどあかかります。
100%とはいかないまでも95%以上の高い換金率が見込める方法なので、もし対応するカードを持っているなら検討してみてもいいかもしれません。
競馬・競輪を使う現金化
ギャンブルを使った現金化なら換金率100%の現金化はありえます。
と言ってもあくまでギャンブルなので、失うリスクがあることは予め強調しておきます。
通常、ギャンブルはクレジットカードを使って投票はできませんが、中央競馬(JRAダイレクト)や、オンライン競輪サイト(WINTICKET)などはクレジットカードで投票券を買って投票することができます。
オンラインの競馬競輪で勝った配当金は、口座振り込みで受け取って、現金で引き出すことができます。
掛けた金額以上の倍率でレースに勝てば、理論上、入金額以上の配当金を現金化することが可能です。
投票券の買い方も、ワイドを使ったり、鉄板レースのみに投票したり、倍率1倍に近い本命を狙ったり、など、リスクを最小限にすることで換金率100%に近づけていきます。
ただし、当然ながらギャンブルなので、投資した金額を全額失う、もしくは、著しく目減りするという可能性があることは忘れてはいけません。
ユニクロ商品は現金で返品可能?
カード購入した商品をキャンセルすることでお金が返金される仕組みを使って現金化する方法があります。
通常、キャンセルは全額返金となることが普通なので、この仕組みでなら換金率100%で現金化も可能です。
この方法の難しいところは、通常、カード購入した商品の返金はカード決済の取り消し、もしくはカード残高への返金となり、現金では返してくれない点です。
そんな中、現金での返金対応で知られているのがユニクロです。
ユニクロで購入した商品は、原則、30日以内、未使用、タグ付きであれば、本人都合でも返品を受け付けてもらえます。
その際、レシートを紛失したことにすれば、カードキャンセルではなく現金で返金してもらうことができます。
本来は、返品にレシートが必要になるのですが、レシートがなくてもユニクロの商品はすべて自社製造なので返品には応じてもらえるようです。
レシートありで返品するとカードへの返金になることがあります。
この方法のデメリットとしては、店舗によっては対応が違うためレシートがなくてキャンセルを断られる場合がある点、お店の店員と直接やり取りするので何度も使えない点などが挙げられます。
もし、お店で返品を断られたとしても、レシートを出して正規の返品申請すれば、現金化はできないにしても、お金が返ってこないということはないはずです。
コストコなら自己都合でも返品可能?
コストコでは返品を現金でしてもらえます。
コストコの2大保証
商品保証:全商品について、メンバー様に万一ご満足いただけない場合、商品と引き換えに、代金を全額返金します。
コストコが掲げる2大保証の一つ、「商品保証」においてこの通り明記があって、クレジットカードで買った商品でも現金で返金を受けることができます。
特徴なのは故障や不備があった場合だけでなく、客都合の返品も受け付けてくれるところで、購入した商品を店舗へ持参して、返品したい旨申し出れば理由を問わず全額現金で返品をしてもらえます。
返品する際は、商品とレシート、会員証を持参します。
例えば、電化製品などを買って「欲しい機能が付いてなかった」などの理由でも問題なく返品に応じてもらえます。
ただし、貴金属、アクセサリー、ギフト券など一部返品対象外になるものもあるのでご注意ください。
なお、コストコで買い物するには年会費4,840円が必要なため、全額返金できても会費分を考慮すると換金率100%にはなりません。
例えば10万円のパソコンを買って全額返金できたとして年会費から差し引き95160円になるので換金率95%程度の計算となります。
また、コストコで使えるクレジットカードはMastercardのみとなっています。
トラベレックスの外貨両替はクレジットカードで
トラベレックスは外貨両替所ですが、日本円を外貨に両替するときクレジットカードを使うことができます。
やり方はトラベレックスの窓口へ出向いて、日本円をドルに両替してもらいますが、このとき支払いをクレジットカードでします。
両替してもらったドルを持って、また別の両替所へ行き、今度はドルを日本円へ両替してもらいます。
通貨を使う方法なので、かなり高い換金率にはなりますが、残念ながらこの方法でも換金率100%にはなりません。
両替時に手数料がかかって、これが往復で5%〜6%ほどになるので、実際の換金率は95%前後といったところです。
外貨のレートが上がって日本円に戻すときに増えているということはありえますが、それはあくまでも運任せで、逆に減ってしまうこともあるので、現金化目的であれば、長く持ち続けることはおすすめしません。
なお、トラベレックス店頭で外貨両替に使えるクレジットカードは、JCB、Mastecard、ライフカードの3種類です。
ヤフオクで出品して落札すると現金化できる?
ヤフオクで2つのアカウントを使い、出品と落札をすることで代金の現金化をさせることができます。
ただし、ヤフオクでは落札時にシステム手数料が10%取られることになるので、出品の商品価格を1円にして送料を1万円などにして落札すれば、手数料がかからず落札することができます。
また、代金は銀行振り込みで受け取ることができますが、PayPay銀行であれば入金手数料は無料(その他銀行は100円)でできます。
この方法はヤフーアカウントが2つ必要ですが、ヤフーアカウントを作るには電話番号認証が必要なので、携帯番号が2つ必要になります。
また、出品代金に対して送料が高額になると出品を取り消されたり、アカウント停止されるリスクもありますので、実行する際は自己責任でお願いします。
現金化サイトで換金率100%は可能?
現金化サイトにも、いろんな仕組みのものがありますが、換金率100%以上になる現金化サイトはありません。
比較的高いとされる電子ギフト券の現金化サイトでも、初回特典を使って換金率90%がせいぜいです。
ギフト券の種類や、時期によっては多少上ブレすることもありますが、それでも100%を超えることはありません。
現金化サイトで現金化する場合、特定の商品を買ったり売ったり、キャンセルしたりする手間がかからず、確実に現金化ができる分、自分でやるよりも換金率が低くなっているのが一般的です。
換金率の良いサイトでもせいぜい80%〜90%が限界かと思います。
もし、気になるなら無料でオンライン見積もりしてもらえるサイトもあるので、そうしたところでどのくらいの換金率になるか事前に見積もってもらうことをおすすめします。
少なくとも100%を謳っている現金化サイトは疑ってかかったほうがいいでしょう。
簡単で速くクレジットカードを現金化するには?
クレジットカードの現金化は急なお金の工面に便利ですが、やり方によっては手間や時間が掛かり面倒です。
最も簡単かつスピーディに現金化をするなら現金化サイトの利用がおすすめです。
ウェブ申し込みをすれば、振り込みまで一箇所で手続きが完結するし、 換金率もよく、土日夜間でも即日入金してくれます。
自分でやるのに比べてでカード会社バレなどのリスクも軽減しますのでカードの停止が心配な人にも最適です。