現金化をするとき最も重視するポイントは換金率ではないでしょうか。
自分でやるにしろ、業者を使うにしろ、少しでも換金率が高くなる方法で現金化したいと思うのはすべての利用者に共通することです。
多くの人がホームページに記載されている換金率を目安にして業者を選ぶわけですが、本当にこのとおりで現金化できるのか疑問に思うことがあるのではないでしょうか。
その際「換金率」ではなく「実質換金率」を正確に知りたいと思っているのではないでしょうか。
今回は、「クレジットカード現金化の換金率には嘘と本当がある」ということを説明させて頂いた上で、今後、現金化で不利な取引をしないようになる方法を解説したいと思います。
換金率についておさらい
カード現金化はクレジットカードのショッピング枠を利用するサービスです。
本来、ショッピング枠は品物を買うための機能で、お金を借りるために使う事はできません。
しかし、現金化業者はそのショッピング枠で購入した品物を買い取り、現金を利用者に還元します。
現金化業者もビジネスなので、その際サービス手数料が必要です。
その手数料を引いて、いくら利用者に現金を還元できるかを表す指標が換金率です。
たとえばショッピング枠で10万円の品物を購入し、その後、現金化業者が買い取ってもらったとします。
換金率が90%なら90,000円で買い取ってもらえるということになります。
キャッシュバック式と呼ばれる業者もありますが、換金率に付いての考え方は同じです。
ホームページ記載の換金率に注意?
「換金率最高98%!」
こんな高換金率の謳い文句を目にしたことがないでしょうか。
換金率の高いゲーム機やブランドバッグを買い取ってもらったとしても、90%以上の換金率になるところはなかなかありません。
金券類で換金率が高いものなら90%以上の買取もしてくれますが、そのような商品はクレジットカードでの購入が難しいです。
「最高98%!」という高換金率が決め手になりサービス利用を決める人も多いですが、ホームページに目立つように記載されている換金率で利用できるとは限りません。
現金化サービスにも、いくつかプランがあります。
通常プラン、即日プラン、法人プラン、レディースプランなどです。
例えば、即日プランはその日のうちに現金化できますが、その分、換金率が下がります。
言い換えれば、換金率が下がらない通常プランだと、振り込みまで時間がかかるということになります。
また、利用者の属性やカード種類によってもプランが変わることがあって、法人カードだと少し換金率がアップしたり、女性利用者は多少換金率がアップする事があります。
このように、正しい換金率を把握するには、どのプランでどの換金率が適用されるのかを知っておく必要があります。
また、利用する金額によっても、換金率は異なります。
ホームページに記載されている高換金率を実現させるには、100万円以上を利用することが条件となっているたりします。
「最高98%!」に釣られて申し込んでも、10万、20万円程度の利用金額だと大した換金率にならない事がほとんどです。
見せかけの換金率
還金率が90%なら10万円利用したら90,000円を振り込んでもらえると思いますよね。
でもそうじゃない場合も多いんです。
実は別途手数料を取る業者も存在します。
例えば、振込手数料や、事務手数料、消費税など。名目は違えど、換金率の控除とは別に費用発生します。
もし、振込手数料として1,000円、事務手数料として2,000円、消費税として10%などを徴収されると、90,000円から13,000を差し引いて78,000円になります。
90%の換金率なら高くてお得に思えまずが、あれこれ手数料が発生して最終的には80%を切って、70%台ということもありえます。
こうした不明瞭な料金体系をもつ業者を使えば、実質的な換金率が思っていたより低いということになってしまいます。
もちろん、全ての手数料を差し引いた後の換金率を記載している業者もいますし、必要な費用は前もってわかりやすく明記している業者もあります。
でも、こうした見た目の高還金率に釣られて悪い条件の業者を選んでしまう人が後を絶ちません。
業者に聞いてみよう
もし、はじめて現金化サイトを使う場合、必ずその業者の利用条件を確認してから利用することをおすすめします。
よく分からないことは、業者に聞いてみるというのが鉄則です。
正直、業者側もあれこれ聞いてくる客を「めんどくさいな…」って思っているかもしれません。
でも、換金率がいくらなのか、詐欺業者でない限りしっかりと答えられるはずです。
ここで口ごもったり、もしくは契約してからじゃないと教えられないというようなら、その業者の利用するのは控えるべきでしょう。
また、この時大事なのは、換金率がいくらなのか聞くのではなく、「決済金額がいくらで、最終的に振り込まれる金額がいくらなのか?」を聞くことです。
10万円を決済して、85,000円の振り込みなら85%ですし、30万円を決済して、250,000円の振り込みであれば換金率83%です。
必ず、「決済金額と振り込み金額の両方」を確認しておきましょう。
また、必ずカード決済をする前に聞いておきましょう。
もし、「先にカード決済をしてから」というような業者は真っ当な業者とは言えませんので、利用しないようにしましょう。
見せかけの換金率に惑わされない事
現金化業者を利用するなら、見せかけの換金率ではなく、最終的にいくら自分の手元に戻ってくるのか、振り込まれるのか、という点に注意しましょう。
つまり、本当の換金率です。
最近では、条件を一律にして、換金率が何%になるかあらかじめ明記している業者も少なくありません。
このような業者では、初回90%となっていれば、利用金額やカードに関わらず90%で取引してもらえますし、2回目以降85%となっていれば、その条件での取引となります。
ただし、こういった業者は、ネット手続きが原則で、電話サポートなどが受けられないため、カード決済や本人確認書類の提出から振込先口座の登録まで、すべての手続きを自分でやらなければならないため、初心者にとってはハードルが高くなっています。
旧来の電話サポートで分からないことを聞きながら手続きを進めていく方が、失敗がないという側面がありますが、こうした業者ではその分、換金率が低くなるのが一般的です。
いずれにしても本当の換金率を明確にしてから利用することが大事です。
具体的には、「カード決済をする前に具体的な振り込み金額を聞いておく」ようにしましょう。
少なくともこれを相談できないような業者はまともなところではないので、利用することは控えるべきです。
簡単で速くクレジットカードを現金化するには?
クレジットカードの現金化は急なお金の工面に便利ですが、やり方によっては手間や時間が掛かり面倒です。
最も簡単かつスピーディに現金化をするなら現金化サイトの利用がおすすめです。
ウェブ申し込みをすれば、振り込みまで一箇所で手続きが完結するし、 換金率もよく、土日夜間でも即日入金してくれます。
自分でやるのに比べてでカード会社バレなどのリスクも軽減しますのでカードの停止が心配な人にも最適です。