イオンカードはJCB、VISA、Mastercardなど国際カードブランドが付いたクレジットカードで、カード残高が残っていればそれを使って現金化することも可能です。
イオン系列の店頭などで申し込めることもあって審査は優しめですが、限度額は10万円〜50万円と比較的少なめです。
現金化させるには、カード付帯のキャッシング機能を使う以外に、WAON経由でギフト券を買う方法や、現金化サイトを通じて現金化してもらう方法などがあります。
それぞれ詳しいやり方を紹介しますが、標準のキャッシング機能以外の方法は公式に認めらた方法ではないため、カード利用規約に違反してカード利用停止などのトラブルに場合がありますのでご注意ください。
イオンカードを現金化したらカードが使えなくなる?
イオンカードの利用規約では、「ショッピング利用可能枠を現金化する目的でカードを利用すること」を禁止すると書かれていて、貴金属や金券類など制限を受ける可能性のある商品についても具体的に記載があります。
また、規約違反が発覚した場合、「通知することなく、カードの利用停止または会員の資格を喪失させることができる」とも書かれています。
④カードの利用に際しては、当行の承認が必要となります。なお当行は、利用代金、一部の購入商品(貴金属・金券類等)・権利や提供を受けるサービスによってはカード利用を制限もしくはお断りさせていただく場合があります。
⑤会員は、現行紙幣・貨幣の購入にカードを利用する等、ショッピング利用可能枠を現金化する目的でカードを利用することやインターネット等による海外ギャンブル取引においてカード利用をすることはできません。
③会員が、次のいずれかの事由に該当したときは、当行は会員に通知することなく、カードの利用停止または会員の資格を喪失させることができるものとします。この場合、加盟店に当該カードの無効を通知することがあります。
㋩信用情報機関の情報等により、本人会員の信用状況が著しく悪化または悪化の恐れがあると当行が判断したとき
㊁カード利用状況が適当でないと当行が判断したとき
㋣本規約のいずれかに違反したとき
㋠その他当行が会員として不適格と判断したとき
現金化行為を含め、こうした規約違反を防止するための措置としてイオンカードでは不正検知システムが導入されています。
不正検知システムは、利用者のカード決済を常時監視していて、規約違反に当たるような決済があったらカードの利用を一時的に保留させることができます。
ただし、不正検知システムも完璧ではないので、明確な証拠がなく、怪しいというだけでもカードを制限させてしまう場合があります。
もし、カード残高があるにも関わらずカード決済が通らなかったり止められたりしたら、イオンカードのコールセンターへ連絡してみましょう。
利用停止されたカードを復活してくれたり、制限された決済が通るように規制を解除してくれる場合があります。
その際、「何をどこで買ったのか?」「換金目的ではないか?」といったことを聞かれるので、明確に答えられるようにしておきましょう。
カードのご利用がご本人さまの利用であることを当社にて確認いたしますので、イオンカードコールセンターへご連絡ください。
イオンカードはいくらまで現金化できる?
ショッピング枠の限度額は?
カードを現金化するときにはショッピング枠を使うので、カード残高の範囲で好きな金額を現金化させることができます。
イオンカードのショッピング枠は、10万円~50万円で設定されてて、所有者のカードの利用状況や、属性(収入や職業、年齢、借入等)などによって左右されます。
このショッピング枠から既に使っている分を除いた額がカード残高です。
限度額が50万円だったとしてもショッピングですでに10万円使っているなら、残高は40万円ですから、40万円以内で現金化できることになります。
イオンカードの残高を確認するには?
イオンカードのカード残高を確認する方法は、アプリ、ウェブ、電話の3つの方法があります。
イオンウォレットアプリで残高を確認する
- イオンウォレットアプリを起動し、ホームの請求金額をタップ、または画面を左へスワイプする
- 利用合計金額の下にあるご利用可能額照会をタップする
- 残高が表示される
ウェブで確認する
- 暮らしのマネーサイトにログインする
- ホームのメニューにある各種お手続き・登録変更をクリックする
- カード設定内のご利用可能額照会をクリックすると残高が表示される
会員登録していない場合は新規登録が必要です。
3.テレホンアンサーで確認する
電話の自動音声応答サービスで確認する方法です。
会員情報としてカード番号を聞かれるので、手元にイオンカードを用意してからかけましょう。
■固定電話
フリーダイヤル0120-223-212
■スマホや携帯電話
ナビダイヤル0570-064-750
どちらも年中無休で24時間確認できます。
限度額いっぱいになったらいつから使える?
イオンカードを限度額いっぱいまで使っている場合、次に使えるのはいつからでしょう。
これは、返済が済んでからということになります。
引き落としや振込みで返済して、その情報がカード会社へ届いて、システムへ反映されてはじめて、ショッピング枠が復活して使えるようになります。
反映には3日~5日ほどかかるので、例えば、2日に引き落としされたなら、5日~7日頃にカードへ反映されてショッピング枠が復活するということになります。
ご利用可能額へは通常、お引落とし(ご入金)から3~5営業日程度で反映されますのでご確認ください。
増枠するには?
カードの限度額がいっぱいになっていても増額申請をして枠を増やすことも可能です。
ただし、申請したからといって必ず枠を増やしてもらえるわけではなく、審査に通る必要があります。
注意点としては、増枠審査のために追加での資料提出を求められたり、新たに与信審査が入る場合があります。
カード発行時よりも属性が悪くなっていたり、カードの返済状況が悪かったりすると、それをきっかけに枠を減らされたり、カードが利用停止になることもあるので注意が必要です。
増額の申し込みはイオンウォレットまたはウェブからできます。
審査には3、4日かかりり、それぞれアプリやサイトのマイページで進捗を確認できます。
イオンウォレットから申請する
- イオンウォレットアプリを起動し、ホームの請求金額をタップ、または画面を左へスワイプする
- 利用合計金額の下にあるご利用可能額照会をタップする
- ご利用可能枠変更をタップする
- 希望額を入力する
ウェブから申請する
- 暮らしのマネーサイトにログインする
- ホームのメニューにあるご利用可能額をクリックする
- 画面下スクロールしてご利用可能枠変更をクリックする
- 希望額を入力する
現金化にはリボ払いも使える?
イオンカードのリボ払いの設定には2種類あります。
- 明細指定リボ
- 期間指定リボ/全リボ
利用明細1件1件指定して、リボ払いに変更できる
利用分全て、または1ヶ月単位などで指定してリボ払いに変更できる
現金化のためのカード決済では、リボ払いや分割払いを選択できないことがあります。
確実にリボ払いにしたい場合は、「期間指定リボ/全リボ」を予め設定しておけば、すべてのカード決済を自動的にリボ払いにすることができます。
もし、既にカード決済をしてしまった後でも、「明細指定リボ」を使えば、で特定の決済をあとからリボ払いへ変更することもできます。
リボ払いにすることで月々の返済は軽くなりますが、その分、金利がかかって返済総額が増えるのでご注意ください。
リボ払いへの変更手続き
リボ払いへの変更はWEBから「ログイン」して「支払い設定」から変更可能です。
リボ払いへ変更には締切があり、それを過ぎると変更ができなくなります。
締切日は引き落し先によって異なります。
どちらにしても24日までには手続きを済ませておくといいでしょう。
申請が遅れた場合、カスタマーサポートに連絡してみましょう。
明細指定リボ | 期間指定リボ/全リボ | |
---|---|---|
イオン銀行 | 毎月27日(土日の場合変動あり) | 毎月20日(土日の場合変動あり) |
その他の金融機関 | 24日または25日(土日や金融機関に よって締切日が異なる) |
毎月20日(土日の場合変動あり) |
イオンカードを現金化する3つの方法
では、ここからイオンカードを現金化するための具体的な方法を3つ紹介します。
キャッシング機能を使う方法、WAON経由でギフト券を買う方法、現金化サイトを通じて現金化してもらう方法の3種類ですが、標準のキャッシング機能を使う方法以外は公式に認めらた方法ではありません。
カード利用規約に違反したり、カード利用停止などのトラブルにあうこともあり得ますので、実行する場合は自己責任でお願いします。
キャッシングを使う方法
イオンカードは契約によってキャッシング機能が付帯している場合があり、その機能を使って現金を引き出すことができます。
イオンカードのキャッシングの使い方は、
コンビニなど全国15万台のATMから引き出す
ネットキャッシングで指定口座への入金してもらう
テレフォンキャッシングで指定口座へ入金してもら
などがあります。
24時間365日対応で即座に入金してもらうことができます。
キャッシングの利用には4桁の暗証番号が必要ですが、もしわからない場合は、WEBからログインしてセキュリティーコードを入力することで照会することができます。
注意点としては、カードの契約によってはキャッシングが付いていない場合があるのと、キャッシングは借り入れなので、使った分は返済するまで金利がかかります。
WAONチャージして電子ギフト券購入
キャッシング枠が無い場合は、ショッピング枠で電子ギフト券を買って現金化させることもできます。
やり方は、イオンカードからWAONへチャージして、ミニストップで電子ギフト券を購入し、電子ギフト券の買取店に売却することで現金化させます。
本来、ギフト券はクレジットカードで購入することはできませんが、ミニストップでは、WAON(イオンカードチャージ)に限って、電子ギフト券の購入ができます。
購入するギフト券は、
・Apple GiftCard
・ニンテンドープリペイドカード
・GooglePlayギフトカード
・Amazonギフト券
などがおすすめです。
ギフト券はミニストップの雑誌コーナー脇の壁や、レジ横などにかかっていると思うのでそれをレジへ持っていって、支払いの際、イオンカードでチャージしたWAONを使うだけです。
WAONへのチャージは、モバイルWAONアプリや、店頭のWAONステーション・イオン銀行ATMなどからクレジットチャージができます。
クレジットチャージは1,000円単位で、1回につき最大49,000円まで可能です。
WAONへのクレジットチャージが使えるのは、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクト(家族カード)です。
イオンカードセレクト(本人カード)はクレジットチャージが使えません。
購入した電子ギフト券は、買取サイトへ申し込んでコード番号を送信すれば、30分くらいで査定して代金を入金してもらえます。
注意点としては、ギフト券によって換金率が違うので、事前に買取サイトで換金率を確認してからギフト券を買わないと、換金率で損をする可能性があります。
現金化サイトを使う
イオンカードを直接現金化させることもできます。
やり方は、現金化サイトへ申し込んでイオンカードでカード決済をすると現金化してくれるので、振込みで代金を受け取ります。
キャッシング枠がなくて、電子ギフト券を売り買いするのも面倒という人はこの方法が最適です。
オンラインで申し込むだけなので、自分で現金化するより手っ取り早くて簡単です。
手順は以下の通り。
- 現金化サイトの申込みフォームから必要事項を入力して送信
- 折り返し連絡が来て本人確認や利用方法の説明を受ける
- イオンカードを使ってカード決済で指定商品を購入
- 決済が確認され次第、自分の口座に現金が振込まれる
スムーズに行けば30分から1時間程度で入金されます。
注意点としては、手続きが丸投げできて楽な反面、自分で全部やる方法より換金率が悪くなる場合があります。
簡単で速くクレジットカードを現金化するには?
クレジットカードの現金化は急なお金の工面に便利ですが、やり方によっては手間や時間が掛かり面倒です。
最も簡単かつスピーディに現金化をするなら現金化サイトの利用がおすすめです。
ウェブ申し込みをすれば、振り込みまで一箇所で手続きが完結するし、 換金率もよく、土日夜間でも即日入金してくれます。
自分でやるのに比べてでカード会社バレなどのリスクも軽減しますのでカードの停止が心配な人にも最適です。