カード現金化を利用するにあたって、常について回る問題が違法性についてです。
ネット上では毎日のように論争が行われています。
今のところあくまでもグレーではあるものの、違法ではないとの意見がほとんどです。
そんなクレジットカード現金化にとって代わると言われているのが、携帯決済の現金化です。
でもカード現金化自体が問題視されている今、携帯決済の現金化も利用するのはなんだか不安がありますね。
そこで、携帯決済現金化の違法性について考えてみました。
携帯決済についておさらい
携帯決済とは、携帯電話会社の決済システムを使って買い物した料金を、電話料金と一緒に支払うシステムの事です。
クレジットカードのようにあらゆるお店で使用する訳にはいかないものの、最近では対応しているネットショップも増えてきました。
携帯決済を使用すればクレジットカードがなくても後払いで商品が買えます。
さらに携帯決済では金利手数料がかからないのも魅力です。
携帯電話さえ契約していれば、特別な借入審査も不要で利用できる便利なシステムなのです。
そのシステムを利用し換金性の高い物を購入、転売すれば現金化する事ができます。
携帯決済の現金化は違法ではない!
結論から言うと、携帯決済で現金化する事は違法ではありません。
携帯決済で買い物し、購入した商品をショップにて買い取ってもらう行為には何ら違法性はありません。
クレジットカード現金化問題で逮捕されたのは、現金化業者の方でした。
実体のない売買なのに架空決済をし、その現金を手数料を差し引いて利用者に渡す。
この行為が法に触れて摘発されたのです。
携帯決済では携帯会社から信用を元に月いくらまで使っていいとの限度額が定められています。
その範囲内で買い物して商品を売り飛ばそうとも、法に問われる事はないのです。
携帯決済は規約違反?
クレジットカード現金化も違法ではありませんが、カード会社の規約違反なので、現金化行為がばれると強制退会のペナルティを受ける羽目になります。
携帯決済も携帯会社の利用規約違反となります。
つまり、現金化目的で商品を購入して転売してしまった事が携帯会社に知られてしまったら、携帯決済が使えなくなるどころか一括請求や強制解約といったペナルティを受けてしまうかもしれないのです。
・携帯決済の現金化は使わない方がいい?
もし携帯決済の現金化を使わないで済むのであれば、それに越したことはありません。
でもクレジットカード現金化も携帯決済現金化も、事情があってやらざるを得ない人が利用するのです。
例えばすでに金融機関での借金がいっぱいで追加融資を受けられない人がいます。
そのような人がどうしても現金を調達しなければならないとなった時、闇金で借りる方がいいのでしょうか。
そこまで追い詰められているなら、携帯決済を使って現金化した方がいいでしょう。
利用規約違反とはいえ、携帯決済で買い物した物がどのようにされているかまでは、携帯会社で調査する事はありません。
どうしても現金が必要という時には、携帯決済の現金化を使ってみるのもいいでしょう。
なぜか携帯決済が使えない!なぜ?
ちょっとお金が必要だからと携帯決済現金化しようと思い、ネットショップで買い物をしようとするも、なぜか使えない時があります。
そんな時はかなり慌ててしまいますね。
もしかしたら携帯会社から現金化使用をしたのがばれたかも?と不安になるでしょう。
でも、携帯決済が利用できないのはいくつか他の理由が考えられます。
・電話料金の支払いをしていない、遅れている
・利用制限をかけている
・すでに利用限度額いっぱいに使っている
そもそも携帯電話料金の支払いが遅れていたら、携帯決済の利用もできなくなります。
支払い遅延が解消されれば使えるようになりますが、慢性的に支払いが遅れている人は利用限度額も非常に低く設定されていると思われます。
ですからちょっとだけしか使っていないつもりでも、実は利用限度額いっぱいになっている事も考えれます。
一度は自分の携帯決済がいくら使えるのかを確認してみましょう。
また、携帯決済が使えないように利用制限をかけている可能性もあります。
自分名義の携帯電話であれば、携帯ショップや会員サイトにて解除の手続きをしましょう。
携帯決済がなぜ簡単に利用できるのか
携帯電話の契約は、借入審査とは異なり収入の審査もなく、比較的簡単に行えます。
しかも契約すれば携帯決済という後払いで買い物できる決済システムが使えるようになるのです。
いったいなぜこんなに簡単に携帯決済が使えるのでしょうか。
やはり携帯電話を契約して使い続けているという事からもある程度居場所を把握しやすいですし、信用を得やすいというのも理由です。
数か月ちゃんと料金を支払っていれば、「このくらいなら携帯決済を使わせていいだろう」と利用可能枠が設定されますが、借入審査をしているわけではないので比較的少な目の料金設定をされています。
支払い状況も良好で利用期間も長ければ長いほど信用も多く得られますので、それだけ利用限度額もアップする事ができます。
でも携帯決済はどんなに限度額がアップしても最大10万円までで、それ以上は枠はアップしません。
しかも一回払いに制限されています。
万が一の時の回収漏れの携帯会社のリスクも少なくできるようになっているので、比較的誰でも使いやすくなっていると思われます。
まとめ・携帯決済は違法ではないが利用規約違反
携帯決済は違法ではないが利用規約違反なので、可能性は低くても最悪な場合強制契約解除の危険性も孕んでいるという事は忘れてはいけません。
もし強制契約解除となってしまったら、今後その携帯会社は使えなくなるかもしれません。
以上の事を踏まえ、支払いができる程度に留めて携帯決済の現金化はするべきです。