お金が欲しい無職や失業中の人は仕事の給与としてお金を得ることができません。
すぐにお金が必要だ。急いでお金を得なければ困る。生活費が足りない。こんなときに無職や失業中の人は、給与をあてにすることができないのが苦しいところです。
無職や失業中の人がお金を得る方法が皆無というわけではありません。無職や失業中の人でも、次の6つの方法で資金調達できます。
お金が欲しい無職や失業中の人がお金を得る6つの方法について解説します。
家族や友人からお金を借りる
単純な資金調達方法です。お金が欲しい無職や失業中の人が、家族や友人にお願いして必要な額を貸してもらう方法になります。
家族や友人は無職である現状や失業した理由に理解を示してくれることが多いため、「一時的に生活費を工面したい」とお願いすれば、応じてくれる可能性が高いはずです。
ただ、お金が欲しい無職や失業中の人がお金を貸して欲しいと申し出る場合、どのように家族や友人との関係を壊さず借金するかが問題になります。お金の貸し借りで揉めて人間関係が壊れてしまうことは、よくある話です。
家族や友人との人間関係を壊さずお金を借りる方法のひとつに「借用書の準備」があります。借用書などを準備して家族や友人に差し入れることにより、返済する意思や誠意を示すことが可能です。今後、仕事に就く予定があれば予、予定についても話し、家族や友人を安心させておきましょう。
借用書の準備や今後の予定を話しておくことで、より理解を得られやすくなります。お金も借りやすくなるのです。
仕事を探して無職や失業中から脱却する
お金が欲しい無職や失業中の人がお金を得る方法としては、仕事を探して就職するという方法があります。この方法もいたってシンプルです。
仕事が見つかれば、給与やアルバイト代などで一定の収入を得ることができます。
仕事による給与やアルバイト代があれば申し込みできるカードローンやクレジットカードもあるため、さらなる資金調達の足がかりにもなるのです。
無職や失業中に使える制度を利用する
お金が欲しい無職や失業中の人は、自治体や公的な機関の制度の利用を検討してみてはいかがでしょう。
自治体や公共機関の制度には次のようなものがあります。
- 緊急小口資金貸付
- 生活福祉資金貸付
- 母子福祉資金貸付
- 求職者支援資金融資
以上が主な資金調達に使える制度です。自治体や公的機関は他にもさまざまな支援制度を行っています。
緊急小口資金貸付は社会福祉協議会が窓口になっている所得の少ない世帯に対する貸付制度です。生活福祉資金貸付制度は低所得世帯や障碍者世帯などへの貸付の他に、教育支援金なども行っています。
母子福祉資金貸付は母子家庭に対する貸付制度です。求職者支援資金融資は職業訓練給付金を受給する予定の人で、給付金だけでは生活に困る無職の人を対象にした貸付制度になります。
自治体や公的機関の制度は金利が低いなど、借りる側にとってのメリットが大きいという特徴があります。ただし、利用に際しては条件があるため、お金が欲しい無職の人は、自分が条件に当てはまっているか確認しておく必要もあるのです。自治体や社会福祉協議会などの窓口に、利用条件や制度の内容について確認しておきましょう。
なお、2020年5月5日現在、公的な貸付制度については、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、相談や申し込みの混雑が予想されます。相談や申し込みは早めに行いましょう。
加入している生命保険を利用する
生命保険は、人の生存や死亡によって保険金が下りるサービスという印象が強いかもしれません。実は、生命保険はそれだけのサービスではないのです。生命保険を契約している場合、生命保険でお金を借りることができます。生命保険会社が行っている「生命保険契約者貸付制度」を利用する方法です。
生命保険契約者貸付制度とは、生命保険の解約払戻金の一定範囲で生命保険会社からお金を借りる制度になります。保険会社によっては「ご契約者貸付」「契約者貸付サービス」などの名前で提供していることも。
生命保険契約者貸付制度はお金が欲しい無職や失業中の人でも利用できるサービスです。
生命保険契約者貸付制度は利用できる保険と利用できない保険があります。利用条件もあるので、契約している保険会社に確認してみましょう。
キャッシングなどの契約済みサービスを使う
お金が欲しい無職や失業中の人の申し込める融資サービスは限られます。カードローンなどの多くは収入のある人を対象にしているため、収入のない無職や失業中の人は申し込み条件から外れることが少なくありません。
仮に申し込めたとしても、安定収入のある人より審査落ちの可能性が高くなります。カードローンなどの融資系サービスでは、返済能力があるか等も確認されるからです。
ただ、これは無職になってからお金が欲しくてサービスを申し込んだケースになります。無職になる前にカードローンやクレジットカードを申し込んで契約していれば、そのまま利用可能です。
契約済みのカードローンを使ってお金が欲しいときに調達したり、契約済みのクレジットカードでキャッシングしたりできます。
クレジットカード現金化を利用する
クレジットカードがあれば、カード現金化で資金調達する方法もあります。
クレジットカード現金化は、クレジットカード決済で金券などを購入し、買った金券などを売却することで現金を調達する方法です。
たとえば、クレジットカードで1万円の金券を決済したとします。1万円の金券を買取店に換金率90%で売却しました。売却金として9,000円手に入れました。お金が欲しい無職は、このようなクレジットカード現金化の方法でも現金を得ることができるのです。
クレジットカード現金化は自分でもできますが、専門業者に依頼することもできます。
お金が欲しい無職は資金調達スピードにも注目を
お金が欲しい無職は「いずれ欲しい」ではなく「すぐに必要」というケースが多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した資金調達方法は、資金調達までのスピードが違っています。たとえば公的な制度による資金調達は、急いで資金調達したくても、手続きなどである程度の日数がかかるのです。対してクレジットカード現金化などは即日対応の業者もいますので、すぐにお金が欲しいときに重宝します。
お金が欲しい。すぐに必要。こんなときは、方法そのものだけでなく、資金調達までのスピードにも注目して方法を選んでくださいね。