普通、株主優待っていうと数十万円、場合によっては数百万円という投資をして初めてもらえる特権っていうイメージじゃないでしょうか。
しかし、単元未満株を使って1500円程度の投資で、年2000円程度の優待をもらうことができる方法があるのでご紹介します。
日本テレビホールディングス(株)(9404)は、株価1500円前後ですが、1株の保有者にも、権利確定日の3月、9月の年2回、無料招待チケットなどの優待を送ってきてくれます。
以下、やり方です。
1.単元未満株をあつかう証券口座を作ります。
SBIネオモバイル証券や、LINE証券などです。
2.1株単位でも優待をもらえる日本テレビホールディングス(株)(9404)を1株買います。
現時点での株価は1458円ほどでした。
3.3月、9月権利確定日に優待が送られてきます。
毎回違いますが、2019年は「ティップネス招待券」と、「みんなのミュシャ展の招待券」でした。
4.もらった優待をフリマアプリに出品して現金化します。
メルカリをみると「ティップネス招待券」は1200円、「みんなのミュシャ展の招待券」は、1,250円で落札されていました。
以上です。
続いてこの裏技の解説です。
株を購入するときには、最低購入株数(単元株数)というのが決まっていて100株とか1000株の単位でないと買えません。
株価が1000円だったとしても、単元株数が100株とかだったら
1000円×100株=100,000円
で、最低10万円かわなくてはいけません。
しかし、最近では単元未満株(1株単位)を扱う証券会社が出てきました。
SBIネオモバイル証券や、LINE証券などがそうです。
また、株主優待をもらうにも100株以上、200株以上と制限があるのが普通です。
しかし、なかには1株単位からでも優待をもらえる株があります。
会社名 | 権利月 | 優待内容 | 参考株価 |
---|---|---|---|
上新電機 | 9月 | 買い物優待券(200円×25枚) | 2,040円 |
ジャパンベストレスキューシステム | 3月 | キッザニア優待券(1枚) | 1,104円 |
アスクル | 5月、11月 | ロハコの500円引きクーポン | 3,405円 |
日本テレビホールディングス | 3月、9月 | ティップネス招待券(年により様々) 2019年は「みんなのミュシャ展」の招待券 |
1,458円 |
サカイ引越センター | 3月 | 引越代金30%割引 | 6,090円 |
三菱商事 | 3月 | 2019年は東洋文庫ミュージアムの招待券(2018年、2017年も同じ) | 2,837円 |
これらの条件を掛け合わして、最小限の投資で最大限のリターンを得るのがこの裏技のキモです。
もちろん投資ですので、株価の変動リスクがある点はご了承ください。
ただし、どれも大手企業ですので、株価が著しく下落することも考えづらいですし、一時的に下がったとしてもまた上がってくるものです。
長い目で見れば、株価変動のリスクも最小限ですむと思います。
ちょっとしたお小遣い稼ぎにいかがでしょうか。