原則的にデビットカードの仕組みから現金化をする意味はありません。
デビットカードは利用すると、紐づいている銀行口座から即時に引き落としがされます。
Amazonでデビットカードを使いAmazonギフト券を購入することもできますが代金は即時引落しです。
もし、デビットカードを現金化に使うなら現金で支払うのと同じなので、クレジットカードを使ったときのような後払いによる支払いの先送りの効果は見込めません。
むしろ換金に手数料がかかり、その分損するだけです。
なので、デビットカードは現金化をする意味があまりなくて、業者でもデビットカードを対応しているところはありません。
そんな中、ちょっと特殊ではありますが、例外的にデビットカードを現金化に使える情報がありますのでご紹介させてもらいます。
デビットカードで後払いができる方法
イオンデビットカード「バックアップサービス」
デビットカードの中には後払い機能が備わっているものもあります。
それが「イオンのデビットカード」です。
イオンのデビットカードは、一般的なデビットカードと同じで、利用すれば即座に口座引き落としになります。
しかし、イオンデビットカードには「バックアップサービス」という機能があり、立て替え払いをすることができます。
公式サイトでは、イオンデビットカードの「バックアップサービス」については以下のように記載されています。
バックアップサービスのご利用分は、ご利用日から締日(毎月10日)の間は、毎日1回預金口座から振替させていただきます。
締日までに振替できなかった場合、未振替分は締日の翌月2日(金融機関休業日は翌営業日)に振替させていただきます。
バックアップサービスの限度額と返済期限
イオンデビットカードのバックアップサービスは、口座に残高がなくても最大10万円まで立て替え払いが出来ます。
返済は利用した日から翌10日まで毎日口座に引落しがかかって、もし、10日までに引き落とせなかった場合は翌月2日に振替されます。
一括払いのみで、クレジットカードのように分割払いなどはできません。
また、バックアップサービス利用時は口座残高との併用はできません。
例えば、5万円の買い物をした場合、口座残高の2万円とバックアップサービス3万円という使い方はできません。
残高が足りない場合は、バックアップサービス(10万円の与信枠)から5万円が適用されることになります。
バックアップサービスの審査
バックアップサービスは誰でも使えるわけでなく審査があります。
イオンデビットカードのカードを作るときに審査があり、さらにバックアップサービスを利用するのに別途審査があります。
信用情報を照会する与信審査があるもののデビットカードという性質上、そこまで厳しい審査ではないので、大きな金融事故を起こしていなければ、たいていの方が通ります。
上限も10万円ですし、主婦やアルバイトでも審査に通ることもあります。
ただ、収入が不安定だったり職業によっては審査が不利になることがあり、過去5年以内に金融事故を起こしている場合は厳しいかもしれません。
なお、イオンデビットカードはイオン銀行口座との紐づけが必要ですから、イオン銀行口座の開設が必要です。
本人確認書類を準備して口座開設の手続きをしましょう。
PayPay銀行自動融資機能
PayPay銀行発行のVISAデビットカードは自動融資(残高不足サポート機能)機能が使えます。
口座残高が不足した場合など、自動で不足分を融資してくれるため現金が口座になくても買い物ができます。
返済は後払いなので現金化での利用も可能です。
ただし、利用にはカードローン契約が必須なので、デビットカードの後払いサービスというよりは、口座に紐付いたカードローンサービスと考えておいたほうがいいでしょう。
PayPay銀行自動融資の利用条件
この自動融資機能が使える条件としては、カードローンの契約があること。
あらかじめカードローンの審査を通過しないと自動融資サービスは使えません。
審査通過したら自動融資サービスの登録(無料)をすればすぐに利用することができます。
自動融資サービスは、デビットカード残高以外に口座振替したり、ATMで引き出したりと現金と同様に使えます。
融資の限度額は、カードローン契約の利用限度額内で、VISAデビットの場合はデビットカードの利用限度額内なので、それを超える取引はできません。
自動融資サービスの限度額確認方法
- PayPay銀行にログイン
- VISAデビットをタップ
- ご利用限度額変更から確認や変更
最大500万円までですが、最初は30万円が上限となっている人がほとんどです。
ローン契約が済んだら、PayPay銀行にログインして自動融資サービスの設定をすればすぐに使えます。
自動融資サービスの申し込み方法
- PayPay銀行にログインする
- ローンをタップする
- カードローンをタップする
- 契約内容変更をタップする
- 自動融資の項目でVISAデビットカードにチェックを入れる
カードローンなど延滞があると自動融資サービスは使えません。
また、自動融資サービスは、前の取引分が返済されないと次の自動融資サービスが利用できません。
定期預金の当座貸越機能
デビットカードの機能とはちょっと違いますが、定期預金があるなら当座貸越機能が使える場合があります。
当座貸越機能とは、定期預金を担保として不足金額を借りることができる機能です。
全てのデビットカードにこの機能が付いているわけではありませんが、当座貸越機能がついていれば借入れによる資金調達が可能です。
定期預金の8割を限度として借りることができますが、デビットカードの種類や金融機関によって限度額が決められています。
定期預金額があっても最大でも50万円までと決められている金融機関もあります。
ただこの通り、定期預金がなければ当座貸越機能は使えません。
定期預金を崩したくないという人にはいいかもしれませんが、借入と同じで返済は金利がかかります。
デビットカードでAmazonギフト券を買って現金化する方法
デビットカードを現金化するにはAmazonギフト券を使います。
デビットカードに残高があれば、AmazonでAmazonギフト券を購入することができて、それを売却することで現金化が可能です。
デビットカードに国際カードブランド(VISA、Master、JCBなど)が付いている必要があります。
Amazonでデビットカードを支払い登録する手順
- Amazonにログイン
- Amazonトップの[アカウント]を選択
- お支払い方法をタップ
- クレジットカードを登録を選択し、デビットカードに記載の番号などを入力してクレジットカードを追加をタップ
- 登録完了
Amazonの支払い登録では、デビットカードはクレジットカードとして認識されます。
あとはAmazonで「Amazonギフト券Eメールタイプ」を、先ほど登録したデビットカードで選択して購入するだけです。
購入したAmazonギフト券は、電子ギフト券買取サイトで売却して現金化することができます。
電子ギフト券を高換金率買取してくれる業者は以下の通り。24時間365日振り込みに対応しています。
簡単で速くクレジットカードを現金化するには?
クレジットカードの現金化は急なお金の工面に便利ですが、やり方によっては手間や時間が掛かり面倒です。
最も簡単かつスピーディに現金化をするなら現金化サイトの利用がおすすめです。
ウェブ申し込みをすれば、振り込みまで一箇所で手続きが完結するし、 換金率もよく、土日夜間でも即日入金してくれます。
自分でやるのに比べてでカード会社バレなどのリスクも軽減しますのでカードの停止が心配な人にも最適です。