クレジットカード現金化は契約書が必要になる？

何かサービスに申し込もうとするとき、契約書類が必要になることがあります。
でも家族に内緒でお金を作りたいと思っているときに、自宅にキャッシングなどの契約書が送られてきたら困りますよね。
ではクレジットカード現金化利用で契約書など必要な書類はあるのでしょうか。

契約書は要りません！

クレジットカード現金化サービスを利用するときには、契約書を作成する必要はありません。
キャッシングやカードローンなら契約書が必要になり、捺印や署名もしなくてはなりません。
でもカード現金化では一切必要ないのです。

なぜなら新たな借金の借入申込ではないからです。
ネットショッピングをするようなもの、と考えていいでしょう。

買い物をするたびに契約書を取り交わすことはないですよね？
カード現金化はクレジットカードで物を購入し、その商品を売ったりキャッシュバックを受けたりすることでお金を手に入れるサービスです。

そもそもクレジットカードを発行するときには審査をしてもらい、契約書にあれこれ記入をしたはずです。
だからカード現金化では契約書が必要ないのです。
ですから自宅に契約書が届いて現金化利用がばれるなんて心配はありません。

カードの利用明細書は残る

現金化サービスの契約書類はありませんが、クレジットカードを使うのでその利用履歴はしっかりと残ります。
もし自宅にクレジットカードの利用明細書が送られてきているなら注意して下さい。

自分が不在の間に家族が開封してしまうと利用明細書を見られ、そこから利用歴が知られてしまうこととなります。
もちろん明細書に「現金化」という文字の記載はありませんが、金額によっては何に使ったのかと問い詰められる恐れがあります。

クレジットカードの利用明細書はペーパーレスにできるので、利用履歴はすべてネットで確認するようにして下さい。
ただしカードの利用分は銀行口座から自動引落される人が多いはずです。
通帳記帳をすれば先月どれくらいカードを使ったのかが分かります。
家族が口座管理している場合は、何に使ったのか言い訳できるようにしていた方がいいでしょう。

こちらから用意するものは？

契約書類がないので、印鑑は必要ありません。
ネットショッピングでカード決済をするならサインの手間もないでしょう。

クレジットカード現金化に必要なものは、以下のとおりです。
・自分名義で使用可能なクレジットカード
・十分なショッピング枠
・身分証明書
・銀行口座

これだけでＯＨです。
自分で現金化するなら、クレジットカードだけで大丈夫です。
利用する金額が少なければサイン不要で決済できるショップも多くあります。

契約書が残らない故のデメリット

契約書が必要ないのは急いでいる側にとってとても便利なことなんですが、逆に不安要素もあります。
なぜなら取引の証拠が残らないからです。

カード現金化するときには還元率や手数料などあらゆる条件を決めていきます。
しかしその条件を明示した書類が残らないとなると、内容をごまかされてしまう原因になるのです。

よくあるトラブルは還元率です。
最初に電話で話したときには９０％と言ってたのに、あれこれ手数料が引かれて結局手元に残ったのは８０％にも満たないなんてこともあります。

店舗型業者の注意点

店舗型は取引の証拠も残りにくくなります。
現金はその場で受け取るので、振込歴も残りませんよね。

振込であれば通帳記帳によりそれが証拠となるのですが、店舗型だと難しくなります。
店舗型はネット申込専業の業者より悪徳業者は少ないものの、手渡すお金や手数料の計算をごまかすなど細かい詐欺を働くこともあります。

まず還元率の計算ですが、必ず店員の手元をしっかりと見て確認することです。
できれば自分で還元率の計算を覚えておき、スマホの計算機アプリなどで計算してみましょう。
また、現金を受け取れば必ずその場で数えて確認しましょう。
面倒ですがその作業をするだけで、細かい金額のごまかしは防げます。

できるだけ証拠を残す工夫

契約書がないので不安なことはたくさんありますが、その中でもどうにか証拠を残す方法もあります。
まず、メールのやり取りをしておくことです。
還元率や手数料についてメールでやり取りができたら、しっかりと保存しておきましょう。
証拠があれば、言った言わないという面倒なもめごとも無くなります。

また、ネットからの申込であれば申込フォームを送信する前にスクリーンショットを撮っておきましょう。
注意事項が記載あれば読むだけではなく必ず保存します。
読むだけでは忘れてしまったり、読み落としがあったりするからです。
後からじっくりと条件を確認するためにも、スクリーンショットで残しておくのは大事です。

画面のスクリーンショットの残し方ですが、ウィンドウズならプリントスクリーンキーを押す方法もあります。
しかしパソコンやそれぞれの使用環境によっても異なるので、自分の状況に合わせた方法を調べておいて下さい。
悪徳業者の手数料のごまかしなどは防ぐのも難しいですが、少なくとも取引の履歴を形に残しておくことで役立つことはあるでしょう。