現金が急に必要になったときにクレジットカード現金化はとても助かるサービスです。
しかしもし転売がばれてしまうとクレジットカードの利用が停止してしまう恐れもあります。
カード会社の管理も年々厳しくなっていきますが、これからのクレジットカード現金化はどうなるのでしょうか。
カード現金化の歴史
現金化サービスの歴史は、クレジットカードの誕生と共に始まったと言ってもいいでしょう。
アメリカでは約150年もの歴史があると言われていますが、今のような形になったのは恐らく1950年代に入ってからでしょう。
日本では1960年、当時の富士銀行と日本交通公社が日本ダイナーズクラブを設立したのが始まりです。
プラスチック製のカードを作ったのは、日本が初めてだと言われています。
クレジットカードはサッと通してサインをし、後払いで買い物ができます。
またたく間に世の中に広がって行きました。
しかし、やはり物だけではなく現金も調達したいと考える人が出てきます。
そういった人たちの間でカード現金化が考えられました。
最初はクレジットカードで買った商品を買取業者などに売るなど、非常にシンプルな方法だけでした。
でもこの方法は今でも利用されていますね。
カード現金化業者は90年代ごろから増えてきています。
恐らくバブル期からバブル崩壊にかけてがカード現金化業者が増えた時期だと思われます。
さらにインターネットの普及で、ネット申込型が増えてきました。
そのことにより、現金化サービスを利用する人の年齢層が拡大しました。
店に入ることもなく、気軽に利用できるようになったのです。
新幹線回数券ブーム
90年代に流行ったマンガで新幹線の回数券を利用してカード現金化を図ることが取りあげられました。
どうしても現金を手にしたいと考えた人の間で、その方法は注目されました。
ブランドバッグなどだとよくても換金率が80%を切ることもありましたが、新幹線の回数券は95%以上が望めます。
新幹線の回数券は需要が高く、価値も下がりにくいです。
そのため金券ショップで高額買取が望めます。
しかも業者を通すことなく自分でもできるので、手数料を節約できます。
しかし多くの人があまりにも新幹線の回数券でカード現金化をしたために、大問題になりました。
カード規約では転売目的によるカード利用はあくまでも禁止です。
カード会社は新幹線回数券のカード購入自体を規制し始めました。
高額じゃなければ購入できるカードもありますが、回数券購入で利用停止されてしまうカードもあります。
JR東日本が発行しているビューカードなら新幹線回数券も安心て購入できるものの、やはり利用額が少なく設定されているようです。
他にも金券類はほぼクレジットカードで購入できません。
換金しやすいものほど、クレジットカードでは購入しにくくなっているのです。
電子マネーや電子ギフトカード、決済代行会社
回数券も金券類もクレジットカード現金化で使えなくなっていますが、今注目されているのは電子マネーやアマゾンなどのギフトカードです。
電子マネーも換金はできませんが、クレジットカードでチャージして物を購入、そして転売すれば現金化ができます。
数はまだ少ないものの、アマゾンのギフトカードを取り扱う現金化業者も増えてきています。
また、現金化業者がネット申込型になってから、決済代行会社を利用する方法が増えました。
現金化業者はカード会社とは直接契約はできないので、決済代行会社を利用するしかありません。
決済代行会社は個人がネットショップを運営するときにも利用します。
利用者は決済代行会社で架空の商品を購入し、現金化業者はその料金を受け取ります。
それから還元率に応じた金額を利用者の指定した口座へ振込みます。
しかしこの方法もかなりカード会社の監視が厳しくなっています。
買取型とキャッシュバック型
現金化にはキャッシュバック型と買取型という種類があります。
一時はキャッシュバック型が強かったのですが、最近では買取型の力が盛り返してきています。
買取型は必ずしも商品を購入する業者と現金化する業者が同じとは限りません。
現金化業者が別の販売店から購入したものを買取り、現金化する方法もあります。
その場合は好きなものを買えばいいというものではなく、現金化業者が購入する商品を指定してきます。
販売店と現金化業者は同じ運営元の可能性もありますが、まったく異なる場合もあります。
同じ現金化業者で商品を購入して買い取ってもらうことをすると不自然なので店を変えているのでしょう。
これからのカード現金化は高額換金が難しい?
今はまだグレーなクレジットカード現金化ですが、今後新たな法規制が無いとも言い切れません。
現状でもカード会社の監視はどんどん厳しくなっており、不審なカード利用があると利用停止になってしまう恐れがあります。
結局カード現金化が疑われないようにするには、高額を狙わないようにするのが一番です。
換金性の高い商品であるゲーム機やブランドバッグも、1個購入するだけなら自然です。
カード会社は商品の所在を確かめたりすることはないので、購入した後ショップで転売しても分からないはずです。
色々と変化してきたカード現金化ですが、商品を転売するというシンプルな方法はクレジットカードがある限り未来も残っていくでしょう。
クレジットカードで今すぐにお金の工面が可能?
現金が足りないときクレジットカードでもお金の工面が可能です。
やり方は現金化業者のサービスを利用します。
現金化サービスは、仕事中で来店できなかったり、土日だけどすぐにお金が必要な時など、土日祝日・夜間でも即日振込してくれます。
店舗型業者と比べても、振り込み条件も良くて、入金も20〜30分と早いので、私もいつもこちらを使っています。 おすすめする業者を紹介しますので、こちらもご参照ください。