【体験談】新生活スタートでカード現金化

新生活をスタートさせるには何かとお金がかかります。
さらにクレジットカードではなく現金を用意しないといけない場面も多いですね。
そんなときにカード現金化を使うと便利なのですが、実際に使用した体験談を見て注意すべき点を学びましょう。

新婚生活をスタートさせるためにカード現金化を利用

結婚をするのは本当にお金がかかります。
挙式・披露宴に約300万円、祝儀で200万円は戻ってきたものの、お互いの両親の援助はほぼなく、残り100万円のローンが残っていました。
そしてさらに二人の新生活をスタートさせる新居にかかるお金が必要です。

本来は貯金をしてからスタートさせるべきでしたが、デキ婚だったためその余裕はありませんでした。
新居に必要な家具や日用品は夫のクレジットカードで揃え、敷金・礼金などはキャッシングなどを活用し何とか集めました。
赤字だらけのスタートですが、どうにかなるだろうと楽観視していました。

突発的に必要になる現金

必要なものはすべて揃えたと思っていましたが、やはりどうしても突発的に現金が必要になるものです。
例えば冠婚葬祭、病院代など。
結婚式後の疲れからか体調を崩ししばらく入院してしまったので、思わぬ出費があったのも痛かったです。

しかし既に夫のクレジットカードはショッピング・キャッシングともにパンパンの状態です。
実はわずかばかりの定期預金はあったものの、突然の出費のために解約するのは躊躇しました。
後5万あれば今月楽になるのに…
そんなときに目に入ってきたのが、クレジットカードの現金化です。

幸い、私は仕事を辞める前に作ったクレジットカードを持っていました。
出産準備用品をいくらか購入しても残り10万円ほどの枠が残っていました。
仕事をしていないので新規キャッシングに申込むこともできないため、恐る恐るですがクレジットカード現金化を利用することにしました。

とても簡単なクレジットカード現金化

申し込む前は非常に緊張していたのですが、いざやってみると拍子抜けするぐらい簡単でした。
ネットから申込みして数分後に確認の連絡がきて、簡単な説明と本人確認がありました。
それからメールでカード購入する商品の指示がきます。
指示通り商品を購入、しばらくして現金化業者がカード決済を確認すると私の銀行口座にお金が振り込まれていました。

本来は5万円でよかったのですが、10万円利用したら還元率をサービスすると言われました。
90％の還元率が93％にアップしたので、手元に入ったのは93,000円です。
これで赤字分を埋めて、残りは服や外食費に使ってしまいました。

忘れた頃にやってくる請求

クレジットカード現金化を利用してしばらくは忘れていたのですが、約1ヶ月後には当然請求がきました。
一括にすれば金利もかからずによかったのですが、10万円を一度に支払うのは到底無理です。
なので、リボ払いにしていました。
そのため最初の返済は特に辛くはなかったのです。

しかし、リボ払いは月々の支払額は増えない代わりに、借金もあまり減りません。
どういったことか何ヶ月経ってもクレジットカードのショッピング枠は全然余裕がでないのです。
それもそのはず、何かにつけてリボ払いで毎月のように買い物をしていたのですから…

そうこうしているうちに子供が生まれ、毎月の出費はさらに増えました。
これまで何とか返済できていたクレジットカードやキャッシングも、段々と辛く感じるようになりました。

安易な利用を反省

これまでのリボ払いの返済を振り返ってみると、ほとんど金利分しかしていませんでした。
返しては借りるの繰り返しで、借金は全然減っていません。
その内容もほとんどは外食やファッションなど我慢できそうなものばかりです。
このままの生活を送ってしまってはどうなるんだろう？子供にはこれからもっとお金がかかる！
不安にかられ、生活を何とか立て直すことにしました。

ここで悪循環を断ち切るために、クレジットカードのリボ払いは一切止めました。
贅沢品の支払いのためにショッピング機能は使いません。
できるだけカードは使わないようにしていますが、どうしても必要なときは1回から2回払いと決めています。

そして、思い切って定期預金は解約し、キャッシング分は完済してしまうことにしました。
子育てが落ち着いたら、パートでもいいのでできるだけ早く仕事にも復帰したいと思っています。
後は大事にクレジットカードを使い、これからまたコツコツと貯金をしていきます。

失敗したなと思う点は色々とあります。
・ろくに貯金をせずに見栄だけのために式を挙げたこと
・意地を張らず家族に頼らなかったこと
・必要以上にカード現金化を利用してしまったこと
・リボ払いを多用してしまったこと
・節約をしなかったこと

カード現金化サービスはピンチを乗り越えるのに本当に助かるサービスだったのですが、あの時必要最小限の額に押さえておけばよかったと反省しています。
数万は家族や知人に借りて、カード現金化は3万円程度に抑える。
そうすれば金利のかからない一括払いで翌月に返済ができていたと思います。
このような使い方をすれば、定期預金の解約も必要なかったのかもしれません…

カード現金化は慌てて利用する人が多いですが、それでも計画は大事です。
ちゃんと返していけるように、シミュレーションが必要だとつくづく感じました。