複数の借入先の返済に困っている人を、多重債務者と呼びます。
返済する為に別のところから借金、そのサイクルをずっと繰り返している人も多いでしょう。
自転車操業を続けて、借金は一向に減りません。
多重債務の状態だと、新しい借金に申し込もうとしても審査に通りません。
もし借金返済の為に現金が必要なのに、キャッシングができなかったらどうすればいいのでしょうか。
クレジットカードのショッピング枠の現金化ができればいいのに、って考えてしまいますよね。
クレジットカードさえあれば大丈夫
カード現金化は現金化業者を利用する方法と、自分でやる方法があります。
どちらも自分名義のクレジットカードさえ持っていれば、簡単に利用できます。
自分名義のクレジットカードを既に持っているのですから、いちいち借入審査を受け直す必要はありません。
だから多重債務者でも問題なく現金化サービスが利用できるのです。
日本どこからでも申込可能
キャッシングはとても一般的なサービスで、日本全国の至る所に消費者金融の自動契約機があります。
消費者金融は窓口こそ少なくなったものの、キャッシングといえば消費者金融といったように馴染みのあるサービスになっています。
しかしそんなキャッシング申し込みと違って、現金化業者どこにあるのかいまいち分かりにくいです。
たまに街中に「カード現金化」の看板を見ることがありますが、どこにお店があるのかさっぱり分からないという人も多いでしょう。
カード現金化はキャッシングほどそのサービスは知られていません。
しかしキャッシングが利用できない人にとってはとても助かるサービスです。
自分は田舎に住んでいるからカード現金化を利用できないと思っているかもしれませんが、カード現金化は日本全国どこからでも利用可能です。
それは、ネットから申し込みができるからです。
近くに現金化のお店がない地域の人でも、クレジットカードとネット環境さえあればいつでもどこからでも申し込みができます。
いくら利用できるの?
カード現金化とはクレジットカードのショッピング枠を現金化する方法ですから、ショッピング枠の利用可能枠に余裕が無くてはいけません。
その利用可能枠の範囲内で、現金化業者に申込む事ができます。
例えば現時点でのショッピング枠に5万円の余裕しかないなら、5万円を超えて利用することはできません。
利用可能枠をアップしたいというなら、クレジットカード会社へ申し込む必要があります。
利用可能枠を増やしたいなら、クレジットカード会社による新たな借入審査が行われます。
多重債務者だと信用情報的にも危ういので、審査に通りにくくなります。
また、現金化業者では特に利用額の上限を設けていないのですが、最低利用額を設けている事があります。
最低利用額は業者によって異なりますが、一般的には1万円から5万円程度です。
最低利用額が1万円の業者だと、5000円だけ利用するという事はできないのです。
つまり現金化業者の最低利用額を満たしつつ、尚且つ自分のカードのショッピング料可能範囲内が、現金化できる利用額という事になります。
多重債務が審査に通らないのはなぜ?
多重債務者がわざわざクレジットカード現金化に申込むのは、キャッシング審査に通らないのが理由である事が多いです。
ではどうしてキャッシング審査に通らないのでしょうか。
その1つと考えられるのが、総量規制の影響です。
総量規制とは年収の3分の1以上の借入ができないようにするルールで改正貸金業法で定められています。
多重債務者は既に年収の3分の1以上の借金を抱えていると思われます。
その為、新たにキャッシングに申込んでも審査に通らないのです。
また、クレジットカードのキャッシング機能も総量規制によって利用が止められてしまう事があります。
多重債務者はキャッシングの審査が通らない、利用が止められている、利用可能枠に余裕がなく八方ふさがりになってしまうのです。
なぜ多重債務者でも現金化は利用可能?
多重債務者だとクレジットカードのキャッシング利用も止められてしまう事があります。
でもショッピングは問題無く使える事が多いのです。
それはクレジットカードのショッピング枠は、総量規制の対象外だからです。
だから例え総量規制に触れるほど借金が多かったとしても、ショッピング利用には何ら影響がないのです。
ただし、支払いが遅れてしまっては、ショッピング利用も止められてしまう事があります。
支払い遅れで一度利用を止められてしまうと、カード利用再開が非常に難しいです。
現金化で多重債務が解決すると思うな
多重債務者であっても利用ができるカード現金化は、本当に助かります。
でもここで忘れてならないのが、カード現金化で借金が減る訳ではないという点です。
カード現金化はあくまでもショッピング枠を物ではなく現金にするだけです。
ショッピング利用した分は、後からクレジットカード会社へ金利手数料を合わせて払わなくてはいけません。
カード現金化はあくまでもその場凌ぎの手段にしか過ぎないということを忘れないようにしましょう。
最小限・連続利用は避けて
カード現金化で遅れそうだった支払いを済ませ、急場を凌ぐ事ができます。
でもその場を凌いでも、他の解決策を考えない限りまたピンチはやってきます。
ピンチが再びやってくるそれまでに、解決策を考えなくてはいけません。
借金の解決方法はシンプルに、以下の2つの方法に絞られます。
・支払額を増やす
・借金額を縮小する
多く支払うなら収入を増やさないといけません。
仕事の掛け持ちをするのか、サイドビジネスをするのか財産を処分するのか、色々と考える方法はあるでしょう。
支払額を増やさずに借金額を減らすのはどうすればいいのでしょうか。
低金利のローンへの借り換えもひとつの方法です。
しかし、カード現金化に手を出してしまうほど切羽詰まっている多重債務者だと、恐らく審査に通らないものだと思われます。
そうなると債務整理を考えるしかありません。
債務整理をすれば信用情報機関に情報が登録され、今利用しているクレジットカードも使えなくなるでしょう。
カード現金化は問題を先延ばしにして考える時間を与えてくれますが、借金問題が解決する訳ではありません。
無計画な使用はかえって問題を悪化させる事となります。
そのような事にならないように、これからどうすればいいのかをしっかりと考えながらカード現金化を利用しましょう。
簡単で速くクレジットカードを現金化するには?
クレジットカードの現金化は急なお金の工面に便利ですが、やり方によっては手間や時間が掛かり面倒です。
最も簡単かつスピーディに現金化をするなら現金化サイトの利用がおすすめです。
ウェブ申し込みをすれば、振り込みまで一箇所で手続きが完結するし、 換金率もよく、土日夜間でも即日入金してくれます。
自分でやるのに比べてでカード会社バレなどのリスクも軽減しますのでカードの停止が心配な人にも最適です。