自分でやるクレジットカード現金化で、再現性が高く有効な方法をいくつかリストアップしました。
現金化の方法 | 換金率 | 再現性・手軽さ |
信販系ギフト券 | ◎高い | ✕低い |
新幹線回数券 | ○普通 | ✕低い |
電子ギフト券 | ○普通 | ◎高い |
切手 | ○普通 | ○普通 |
ゲーム機 | ✕低い | ✕低い |
外貨両替 | ○普通 | ✕低い |
それぞれ具体的なやり方や、どのような違いがあるかを解説します。
信販系(カード会社発行)ギフト券
券名 | 使えるカード | 購入 | 買取 | 換金率 |
---|---|---|---|---|
JCBギフトカード | JCBカード、ライフカード、TSキュービックカード |
カード会社のオンラインショップ 一部チケットショップ |
金券ショップ | 92%〜97.5% |
VJAギフトカード |
三井住友VISAカード VJAグループ発行VISAカード Mastercard |
90%〜95% | ||
三菱UFJニコスギフトカード |
DCカード MUFGカード (UFJカード含む) NICOSカード |
90%〜95% | ||
UCギフトカード | UCカード | 90%〜95% | ||
アメックス百貨店ギフトカード | AMEX | 87%〜95% |
ここで言う信販系ギフト券とは、JCBギフトカードなどカード会社発行のギフト券のことです。
基本的にはカード会社のオンラインショップなどで購入できて、金券ショップで換金が可能です。
換金率は総じて高く、90%〜95%程度の換金率になります。
使えるクレジットカードは、基本的にギフト券発行カード会社のものに限られます。
オンラインショップでの購入になるので、注文してから手元に届くまでに数日の時間がかかりますので、現金化まで多少時間が必要です。
ただし、JCBギフトカードなど、一部、店頭のチケットショップなどで購入出来るギフト券もあります。
JCBギフトカード販売店検索で、「JCBカード支払い可能」にチェックを入れて検索すると店頭でカード購入できるお店が探せます。
信販系ギフト券の現金化の詳細については、以下の記事も参考になります。
換金率が高い
使えるクレジットカードが限られる
郵送で手元に届くのに時間が掛かる
新幹線回数券
使えるクレジットカード | VISA,MasterCard,JCB,AMEX,Diners |
買えるところ |
JRみどりの窓口 券売機 |
換金先 | 金券ショップ |
換金率 | 85%〜95% |
新幹線の回数券は、クレジットカードで購入できる換金率の高い商品の一つです。
カード購入するには、JRのみどりの窓口か、みどりの窓口に併設しているチケット券売機でも購入が可能です。
購入した回数券は駅近くにある金券ショップで買い取ってもらいます。
換金率相場は、85%〜95%ほどで回数券の区間や券種によっても変わります。
新幹線回数券を高く買い取ってもらうコツは以下の通り。
- 6枚綴りの回数券
- 指定席より自由席
- 買取価格の高い区間を事前に確認
- 購入した券は折らずに買取へ
事前に、高く買い取ってもらえる区間や券種を金券ショップなどで確認してから購入することをおすすめします。
また、新幹線の回数券は換金率が高いため、カード会社にクレジットカード現金化に利用されることを警戒されていて、高額な購入によってカードが利用停止されるケースが増えています。
また、新幹線一部の区間では、紙の新幹線回数券が廃止されて、電子チケットへの移行が進んでいます。
JR東海は31日、東海道新幹線の回数券のうち一部区間の販売を2022年3月末で終了すると発表した。終了するのは、東京―名古屋、新大阪の2区間のグリーン車や、東京―名古屋、米原、京都、新大阪▽新横浜―名古屋、京都、新大阪▽名古屋―京都、新大阪の普通車指定席9区間。さらに普通車自由席の回数券も、名古屋―米原など5区間を終了する。
朝日新聞より抜粋
今後、紙の新幹線回数券をクレジットカードで買って、金券ショップで現金化させる手法は難しくなっていくものと思われます。
換金率が高い
スピーディに現金化可能
券種や区間などの事前リサーチが必要
カード利用停止のリスクがある
新幹線回数券の廃止され今後は使えなくなる
電子ギフト券
券名 | 使えるカード | 購入 | 買取 | 換金率 |
---|---|---|---|---|
Amazonギフト券 | VISA,MasterCard, JCB,AMEX,Diners |
Amazon公式サイト | 電子ギフト券買取業者 | 70%〜80% |
iTunesカード | Appleオンラインストア | 70%〜80% | ||
GooglePlayギフトカード | 楽天市場他 | 70%〜80% |
電子ギフト券とは、インターネットで購入してコード番号を使ってアカウントへチャージできるタイプのギフト券です。
代表的なのは、Amazonギフト券Eメールタイプです。
電子ギフト券も、買い取りにより現金化が可能ですが、通常の金券ショップでの買取はしていないことがほとんどで、現金化するには電子ギフト券の買取サイトで買い取ってもらいます。
ギフト券の実態がコード番号なので、購入から換金までの手続きがウェブ上で完結できて、スピーディーなのが特徴です。
クレジットカードもすべてのカードブランドが利用できます。
換金率は70%〜80%前後ですが、買い取り価格相場は時期によっても変わります。
デメリットとして、電子ギフト券は、換金性が高い商品としてカード会社からの監視が厳しく、購入しただけでカードが利用停止になるケースがあったり、頻繁に転売を繰り返していると、ギフト券発行元からアカウントを凍結されるリスクもあります。
現金化までが早い
すべてのカードブランドに対応
換金率が安定せず時期によっては安くなる
カード利用停止やアカウント凍結のリスク
切手
使えるカード | VISA,MasterCard,JCB,AMEX,Diners |
買えるところ | 郵便局窓口 |
換金先 | 金券ショップ |
換金率 | 85%〜95% |
郵便局のキャッシュレス化により、ほとんどの郵便窓口で切手やはがきをクレジットカードで購入できるようになっています。
使えるクレジットカードもすべてのカードブランドに対応していて、その他電子マネーも利用できます。
切手やはがきは街の金券ショップで買い取ってもらうことができて、買取換金率は、80%〜90%と高換金率です。
買い取り査定を高くするコツは、
- 1シート(100枚つづり)で買う
- 63円切手、84円切手などの定番の額面を買う
- 記念切手ではなく普通切手を買う
などです。
郵便窓口という、どこにでもある場所で購入できて、金券ショップなど身近なところで買取してもらうことができるので、手軽でスピーディーに現金化できます。
クレジットカードで切手を買える郵便窓口はこちらで検索可能です。
ただし、切手を使ったクレジットカード現金化がしやすくなったため、切手の買い取り市場がダブついていて、このところ買い取り相場は下がり傾向ではあります。
全国的にどこでも利用しやすい
換金までのスピードが早い
換金率が高い
一部キャッシュレス決済に対応してない郵便窓口では購入できない
買取価格相場が下がり気味
ゲーム機
券名 | 使えるカード | 購入 | 買取 | 換金率 |
---|---|---|---|---|
Nintendo Switch | VISA,MasterCard, JCB,AMEX,Diners |
家電量販店 Amazon 楽天市場 |
新品家電買取業者 | 80%〜90% |
PlayStation | 75%〜85% |
人気のゲーム機も買取価格が高くつくので、現金化に利用できます。
購入は、ビックカメラやヤマダ電機など街の家電量販店や、TSUTAYAなどのゲームショップ、Amazonや楽天などのネットショップで、クレジットカード購入が可能です。
人気のあるゲーム機は機種も限られているので、不人気の機種や、型落ちの機種を買ってしまうと低い換金率になってしまいます。
定番なのは、SwitchやPlayStationの最新機種です。
・Nintendo Switch(最新機種)
・PlayStation(最新機種)
これら人気ゲーム機は品薄でそもそも手に入らなかったり、店頭価格にプレミアがついている場合があるので、購入の際は定価を確認しましょう。
売却先は限定的で、新品のゲーム機を中心に買い取っている家電買取業者で換金することをおすすめします。
郵送で商品を送って査定して振り込まれるまで2日〜3日程度の時間がかかります。
新品未開封で買い取って貰えば、70%〜85%ほどの換金率で現金化可能です。
GEOやBOOKOFFなど街のリサイクルショップでもゲーム機の買取はしていますが、換金率が低く、おすすめはできません。
ゲーム機は、金券類と違いカード会社の監視もゆるいのでカード利用停止のリスクは低くなります。
どこでも買える
クレジットカードはどれでも使える
カード利用停止のリスクは低い
時間が掛かる
人気機種が限られていて手に入りづらい
単価が決まっているので好きな金額で現金化しづらい
外貨両替
使えるカード | JCB、MasterCard、LifeCard |
買えるところ | Travelex |
換金先 |
外貨両替所 みずほ銀行 ゆうちょ銀行など |
換金率 | 85%〜95% |
Travelexでは外貨をクレジットカードで購入することができます。
購入した外貨は、外貨両替ショップや銀行の外貨両替窓口などで日本円に換金することができるので、この方法でクレジットカードの現金化が可能です。
使えるクレジットカードはJCBとMasterカードに限られます。
外貨購入するTravelexの窓口と、外貨を買い取ってもらう両替ショップがあれば、どこでも再現可能です。
換金率は、手数料などを差し引いて80%〜90%程度の想定です。
クレジットカードで購入できる上限は20万円まで。
通貨単位で自由に金額を指定できるので、モノや金券を使った方法に比べて、希望の金額に応じた額の現金化がしやすいです。
国内のTravelexの店舗はこちらで探せます。
スピーディーに現金化できる
換金率が高い
利用金額の自由度が高い
使えるカードが限られている
店舗や窓口などお店があるところじゃないと出来ない
自分でやる場合はカード利用停止のリスクも考慮する
購入する商品がなにか、それをどこで売却(現金化)するかという組み合わせによって、いくつかのパターンがあることが分かったかと思います。
現金化の方法は、換金率やスピードという評価基準でも選ぶことができますが、その他にもカード利用停止のリスクも考慮して検討する必要があります。
換金性の高い商品を購入すれば、それだけカードが利用停止になるリスクは高くなります。
いくら以上買うとカードが停止になるという基準は、その人の属性や使うカードによっても違うので一概には言えませんが、
- 作ったばかりのカード
- 普段使っていないカード
- すでにリボ枠がいっぱいなカード
- 過去に返済の遅延があるカード
などを使う場合は、金券類の購入でカードが使えなくなるケースがありますので注意が必要です。
クレジットカード現金化業者を使う方法
ネットの現金化業者のサービスを使ってクレジットカードを現金化させることもできます。
現金化業者では、上述のようにリスクを軽減させる現金化スキームがあるので、カード利用停止のリスクを最小限にして現金化をしたい場合は、選択肢に入れるといいでしょう。
ネット経由で手続きが完結して、代金も振込で受け取れるので、手軽で早く現金化できるのも特徴です。
自分でやる現金化は、購入する商品や、買取先のお店選びなどある程度のリサーチが必要になりますが、現金化サービスではそうした手間もかからないので、時間の無い人には最適な方法でもあります。
ネットで運営している現金化業者は多数ありますが、条件やサービスの品質はピンキリです。
お得に現金化するためには、ある程度の運営実績があって、有利な条件を出している業者を選ぶようにしましょう。