在籍確認不要のキャッシングはある？無職のためのキャッシング知識

お金を調達したいときに使えるサービスが「キャッシング」です。
キャッシングの中には即日対応しているサービスもあるため、急いでいるときに便利ですね。ただ、キャッシングを申し込むと、審査や在籍確認があるのがネックになります。
在籍確認不要のキャッシングはあるのでしょうか。また、無職の場合、どうしたらいいのでしょうか。

・キャッシングの在籍確認とは？
・在籍確認不要のキャッシングはあるのか
・無職は在籍確認不要でキャッシングできる？

キャッシングの気になる3つのポイントを解説します。

キャッシングの在籍確認とは？

キャッシングの在籍確認とは、審査の際に行われる「申込者に対する連絡」です。
在籍確認の連絡先は基本的に申込者の職場（勤務先）になります。キャッシング申込時に申告した職場に本当に勤務しているか確認するための手続きが在籍確認なのです。
キャッシングの申込を受けた会社としては、申込者が本当に申告先の会社に勤務しているかどうかは重要な確認事項になります。なぜなら、申告先の会社に勤務していなければ、給与による返済が危うくなるからです。
申告先に申込者が勤務していない（在籍確認がとれない）ということは給与による返済を期待できないということですし、申込者から虚偽の申告をされたことになります。お金を貸す側であるキャッシング会社にとっては死活問題です。そのため、キャッシング審査の一環として多くの会社が在籍確認を行っています。
在籍確認では会社への在籍が確認できればいいので、必ずしも本人が応答する必要はありません。同僚や上司などが「離席しております」と回答しても、在籍の確認がとれます。
在籍確認では申込者の個人情報や申込内容を会社側に教えることはありません。しかし、個人のお金の問題であるキャッシングにまつわる連絡を勤務先に行われること自体を嫌がる人は少なくありません。
無職の場合は在籍確認をどうすればいいのかという問題もあります。

在籍確認不要のキャッシングはあるのか

キャッシングの在籍確認が嫌なら、在籍確認不要のキャッシングに申し込めばいいのではないかと思うかもしれません。
キャッシングの申込をする以上、それは不可能です。在籍確認不要のキャッシングは存在しないからです。
キャッシング会社にとって申込者が勤務先に在籍しているかどうかは重要事項なので、審査の際に必要だと感じれば在籍確認は行われます。絶対に在籍確認不要なキャッシング会社は、この世には存在しないのです。仮にあったとすれば、それは後から違法な手段で取り立てを行う闇金などに他なりません。
ただ、在籍確認不要のキャッシング会社は存在しませんが、必要以上に在籍確認を恐れる必要はありません。なぜなら、在籍確認には「配慮」と「パスする方法」があるからです。

キャッシング会社は在籍確認時に原則名乗らない

すでにお話ししたように、キャッシングの在籍確認では、キャッシング会社が個人情報や申込について漏らすことはありません。漏らした場合は当然ですが大問題になるため、その点については特に心配する必要はないのです。
また、キャッシング会社の在籍確認には「配慮」もあります。キャッシング会社が在籍確認を行う際は、キャッシング会社だと名乗ることはないのです。キャッシング会社だと名乗ってしまうと、申込者が借入をするのだとバレてしまうことでしょう。
貸金業法で契約の事実は第三者に知られてはいけないことになっています。ルールがあるので、キャッシング会社は名乗るようなことは基本的にしません。
なお、銀行などの一部の金融機関はカードローンなどの借入の際に名乗ることがあります。
銀行については周囲が借入だと思わないことが多いため、名乗ってもあまり問題になりません。どうしても嫌だという場合は、申込時に銀行などに伝えておきましょう。

キャッシング審査で在籍確認をパスする方法

消費者金融によっては、職場への在籍確認をパスできる可能性があります。
大手の消費者金融に申し込みしたとき、あるいは申し込み直後に「職場への在籍確認をしないで欲しい」と伝えるのです。
職場に在籍していることがわかる書類（保険証、源泉徴収書、給与明細など）の提出で、在籍確認をパスできる可能性があります。SMBCモビットなどは、この方法で在籍確認をパスできる可能性が高いといわれているのです。
ただし、申込不備や連絡の行き違いがあれば在籍確認が行われてしまう可能性があるため、事前に問い合わせをしておくと安心です。

無職は在籍確認不要でキャッシングできる？

基本的に無職の人は消費者金融のキャッシングは利用対象外となります。
職場を偽ってキャッシングの申込をすることも、もちろんNGです。職場を偽っても在籍確認の段階でバレます。
原則無職ではキャッシングの利用はできない。
以上が答えになります。

無職が現金を調達する方法とは？

無職が現金を調達する方法は3つあります。
・不用品を売却する
・友人や親族に借りる
・クレジットカード現金化

不用品を売却する

自宅にある不用品を売却する方法です。
自宅に不用品がなければ金策として利用できず、仮に利用できたとしても、プレミア品やブランド品などの売れ筋商品などがなければ、まとまった額の資金調達は難しい方法です。
中古の本や服などは買値が安いこともあり、売却して後悔することも少なくありません。

友人や親族に借りる

必要な額を友人や親族に借りる方法もあります。しかし無職の場合、「貸しても返してくれるのか」と不安がられ、断られることも少なくありません。父や母などの近しい親族の場合は援助してくれる可能性もありますが、遠縁や友人などが、返してくれる確証がなければ、なかなか貸さないのではないでしょうか。近いうちに就職する予定がある場合、予定を伝えることで貸してもらえる可能性があります。
無職の場合は「貸して欲しい」とお願いしても、多くの人は消極的な反応でしょう。無職の場合、簡単に貸し借りすることも難しいはずです。

クレジットカード現金化

クレジットカード現金化とは、クレジットカード決済で購入した金券などの換金率の高い商品を購入し、売却することで資金調達する方法です。
たとえば1万円の金券をクレカ決済で購入し、その金券を買取ショップなどに売却します。換金率が90％なら9,000円の現金が手に入ります。後は、引き落とし日に口座にお金を準備しておくだけです。
自分でクレジットカード現金化をするためには、換金相場などの商品知識やクレジットカードで購入するとリスクの高いもの（新幹線の回数券など）を把握しておく必要があります。
クレジットカード現金化は優良業者に依頼して行うことも可能です。
即日融資に対応している業者などもあるため、事情に合わせた資金調達ができます。
無職でもクレジットカードを作成していれば利用可能です。

無職が現金を調達するおすすめの方法は現金化

無職は消費者金融のキャッシングを利用できません。在籍確認以前の問題です。
無職がキャッシング以外に資金調達できる方法としては、不用品の売却や知人から借りる方法があります。知人などは無職の場合はあまりお金を貸したがりませんし、不用品売却は売却できてもまとまった額を調達することが難しいというデメリットがあるのです。
無職が資金調達する場合は、すでに作成しているクレジットカードを使った現金化がおすすめになります。
クレジットカード現金化は無職でもスムーズに現金を手にすることが可能です。
引き落とし日に口座にお金を入れておくことと、比較検討により優良業者を見つけて申し込むことだけは重々気をつけましょう。