たくさんの返済があって大変。おまとめローンで一本化したい。
便利なおまとめローンを利用するためには、審査にパスしなければいけません。おまとめローンの審査は厳しいのでしょうか。審査落ちする人に特徴はあるのでしょうか。
おまとめローンの審査基準と審査落ちする人の特徴について解説します。
おまとめローンはメリットのある方法!しかし審査がある
おまとめローンは、複数のローンで借入して返済に困っている人や、たくさんの会社から借入をしていて返済関係が複雑になっている人に便利なローンサービスです。
内容はとても単純。
複数の借入を「おまとめ」して一本化、その一本化した分を返済するというローンになります。
複数のローンを一本のローンにおまとめすることにより、返済先が一本に絞ることが可能です。
一本化することにより、返済関係が分かりやすくなります。さらに、複数のローンをまとめることにより、金利をおさえる効果が期待できるのです。
ローンは借入額が大きくなると金利が低めに設定されるという特徴があります。10万円借りるより100万円借りた方が、金利は低めに設定されるのが基本ということです。
10万円の借入を10契約おまとめすると単純計算で100万円。100万円の方が10万円を10契約よりも、金利をおさえることができる可能性が高いと考えられます。金利をおさえることができれば、返済総額が減るというメリットがあるのです。
このように「まとめて一本化できるおまとめローン」は、債務者にとってメリットのあるサービスになります。
ですが、申し込んだら即座に使うことができるわけではありません。利用のためには審査が必要になるのです。
審査をパスしなければ、おまとめローンを利用することはできません。
おまとめローンの3つの審査基準とは?
各社のおまとめローンで共通している審査基準は3つです。
・年収
・返済能力
・信用情報
おまとめローンの審査基準①「年収」
おまとめローンを含めて、ローンの審査では年収が審査の対象です。
どのくらいの年収で審査基準クリアになるのかは、おまとめローンによって異なります。
年収は多い方が審査基準上で有利です。
おまとめローンの審査基準②「返済能力」
返済能力もおまとめローンでは審査のポイントになります。
返済能力とは、勤続年数や勤務形態(正社員やパートなど)、職種のことです。
「堅実に返済してくれそうか」を職種や勤続年数、勤務形態などから総合的にチェックします。
勤続年数が長いと仕事を辞める頻度や可能性が低いため、それだけ返済が安定していると判断可能です。
勤務形態もパートより正社員の方が安定しており、士業や医師などの資格を要する仕事の方が収入的に安定するだろうという理由から、おまとめローンの審査基準でプラス評価になります。
おまとめローンの審査基準③「信用情報」
信用情報とは、信用情報機関で管理されている「個人の借入にまつわる情報」です。
滞納や債務整理などがあると、信用情報に記載されることになります。
信用情報に滞納や債務整理などを情報が記載されている場合、「ブラックリスト」や「信用ブラック」などと呼ばれ、おまとめローンの審査基準ではマイナス評価です。
おまとめローンを貸しても返済できないのではないかと金融機関側が不安を覚えるからです。
おまとめローンの審査基準は厳しい?審査落ちする人の特徴
おまとめローンの審査は、通常のローン審査より審査基準が厳しめに設定されていると言われます。
おまとめローンを利用する人の多くは「ローンが多くておまとめしたい」「ローン返済に困っている」という人たちだからです。
ローンで困っている可能性があるということは、その分だけ返済で行き詰まる可能性が高いということ。
滞納や返済できないという事態になれば金融機関も困ります。だからこそ、おまとめローンの審査は、通常のローンよりやや厳しめの審査基準を置いていると言われているのです。
おまとめローンの審査基準を満たさず審査落ちする人には特徴があります。おまとめローンの審査基準も踏まえて、審査落ちしやすい人たちの特徴を見てみましょう。
おまとめローンで審査落ちする人の特徴①ブラック
信用情報がブラックの場合は審査基準を満たさないと判断され、おまとめローンで審査落ちする可能性が高くなります。
信用情報は信用情報会社や情報の性質によって一定年数で消えるようになっているので、過去に滞納や債務整理などをしたことのある人は、自分の信用情報を取得してみるといいでしょう。
申し込み先の金融機関の顧客情報にも気をつけることが重要です。
過去におまとめローンの申し込み先の金融機関と契約トラブルなどを起こしている場合は、顧客情報に注意顧客である旨が記載されている可能性があります。
顧客情報によっては「またトラブルになるかもしれない」と、おまとめローンの審査で落とされることがあるのです。
おまとめローンで審査落ちする人の特徴②申し込みブラック
おまとめローンで審査落ちする人の特徴の2つ目は、申し込みブラックです。
申し込みブラックとは、「いろいろな会社にローンの申し込みをし過ぎている状態」の人になります。
おまとめローンはたくさんのローンを一本化するためのローンです。いろいろなローンを契約していることは、おまとめローンの申し込み先は把握済みになります。
おまとめローンの申し込み時に問題になりますいのは、「おまとめローンなどを一定期間に複数申し込んでいること」です。
同時に多くの申し込みをしている人に対しては、金融機関側も不安を覚えます。審査基準を満たしている場合でも「不安だ」という理由から審査落ちする可能性があるのです。
おまとめローンで審査落ちする人の特徴③返済能力に不安あり
おまとめローンの申し込みをする人はたくさんのローンの返済に追われている人が多いと考えられます。返済に困って「おまとめローンに一本化しよう」と思った人たちが主な申込者ではないでしょうか。
おまとめローンの申し込み者は申し込みの時点で返済能力に不安があるのです。
おまとめローンで一本化しても返済できなければ、金融機関側が審査基準パスとみなすことはありません。
返済を助けるためのおまとめローンであっても、返済に不安があり過ぎる場合は審査落ちという結果になります。
おまとめローンの審査基準も重要だが常日頃の金策も大切
返済が大変なローンをおまとめローンで一本化しようと一歩踏み出すことは、自分にお金の整理へと一歩踏み出すことと同義です。しっかりと審査基準をパスして、おまとめローンですっきり片付けてしまいましょう。
ただ、一番重要なのは日頃のお金の計画です。おまとめローンの他にも常日頃から使える金策について考えておきましょう。
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